君の名は。のレビュー・感想・評価
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たかがアニメ。されどアニメ。
「つまらない大人」っていますよね。
実は自分のことだったり…
なりたくてなったのではなくて。
淡々とした日々をやり過ごし人間関係に仕事に
ココロもカラダも疲れ果てた状態で
残業帰り映画館に足を運んで
普段ほとんど観ないアニメ映画を観てきました。
現実逃避がしたくて…
健全でいい映画だと素直に思いました。
どこかに置いてきてしまったあの頃の自分の感受性が
一瞬戻ってきたような感覚が少し嬉しかった…
同じ世界に生きているのに体が入れ替わったことで
違う世界を体験することができた。
違う自分になれた。
今まで出来なかったことが入れ替わったことで出来た。
周囲の人も自分を見る目が変わった。
お互いのことが気になって気になってしょうがない。
もうこれだけで胸キュン!です。
夢なのか現実なのか。
現在なのか過去なのか。
偶然なのか奇跡なのか。
死んでしまったのか生きているのか。
ずぅーと考えて観てました。
予期せぬ宇宙の天災で大勢の人の命が奪われる。
身近な人や大切な人が愛する人が突然この世からいなくなる。
そうなることがわかっていたなら人はこんなにも必死になれるなんて。
誰かのために必死になることなんてこの人生まだないな…。
自分が今まで出会った人に
今現在身近にいる人に
これから先出会うであろうまだ出会っていない人に
「あなたは誰」
「なぜ出会ったのか」
「どうしてここにいるのか」…なんて。
いい歳こいてトキめいてしまいました。
美しい
理性と感情のバトルロイヤル!
日本映画界に彗星のごとく現れ、本作でビッグバンを起こしてしまった新海誠監督の最新作を、TOHOシネマズ渋谷で鑑賞。
8月からの忙しさの中で、急速な映画離れが進んでいたんですが、
本作はいろんなところでいろんな風に話題になっているし、「これはきっと、今観なかったことを3年後に後悔しそうだな。」というセンサーが働き、
重い腰を上げてようやく鑑賞しました。
公開から2カ月も経っているのに、場内はほぼ満員!
カップル・女性グループ・男性グループ・20代から70代くらいのお一人様たち、とファミリー以外の全ての層でごった返していました。
簡単にいうと、男女入れ替わり青春モノなんですが、
そこに3・11っゆうスパイスを加えるだけで、こんなにも「立派な作品」に見えてしまうとは!
この映画、端的に言うと「感覚で観る」映画です。
前半部の入れ替わりシークエンスは、もうやり尽くされてる感があるので、敢えて丁寧には描かずに省略に省略を重ねた話運び。
なんで入れ替わるの?
入れ替わったのに、案外しっかり生活できてる!
そもそも、あなた達は誰と誰?
といった観客の疑問なんて無視するかのように、「そんなものは観てる側で考えてよ!」と丸投げ状態のまま話は進みます。
ここでついていけないと、ずっと苦痛の映画鑑賞になりますので、うまく飲み込んであげましょう。
後半、一気に物語の方向性が変わります。
そこからは「どーゆーこと???」が一億個くらい出てきますが、理解しようとしたらダメです。理解しようと考えだした時点で負けです。
彼・彼女の感情の波に飲み込まれて、流されるままに身を委ねるしかありません。
委ねて観てると、あれよあれよと感情が高ぶって、なんだかよくわかんないのにボロッボロに涙がでます。
そして、ラストは発狂しそうなほどの疑問と、それを超える感情の高ぶり!
理性と感情がぶつかりあって、乱闘騒ぎのまま閉幕。
本作が社会現象になるまでの大ヒットをした理由は、正直わかりません。
ただ鑑賞中、自分自身の「夢のこと」とか「学生時代のこと」とか「3・11のこと」とか、いろんなことを思い出しながら鑑賞して、怒涛の感動に繋がったことを考えると、
観客それぞれの一片一片の私事の数々が、本作の感動を後押ししているから、こんなにも大ヒットしているんじゃないか、と思いました。
新海監督と過去の作品
流石に話題作だけあって手堅い作りでした。
映像面ではキャラデザインさえ趣味に合えば満点です。
内容も男女のすれ違いとか、目的達成と大切な記憶がトレードオフになっているところとか、時空間のずれによるコミュニケーションの不可能性とか、過去の新海作品のエッセンスも全部入っていて、これまでやって来たことの集大成ですね。これ。
しかし、これまでは結末はすべからく断絶で、そこが独特な味にもなってましたが、今回は繋がる方向にシフトしています。象徴的なのが赤い組紐ですが、運命として結ばれる二人を、時にオカルト的な手段も使いながら確信的に描いています。
これが進歩なのか退化なのか、自分では判断できませんが、監督として過去の作品に対する一つの回答を出したんだなと、つらつら考えながら見ておりました。
個人的には、観客の期待を冷徹に突き放すこれまでの作品のほうが心に残りましたが、ハッピーエンドに果敢に挑んだ今作のほうが完成度は高いと思います。難を言えば三葉役の演技が趣味に合いませんでした。
ところで、小5の娘と一緒に観たんですが話が良く分からなかったそうです。自分には分かりやすすぎる位親切な作りだと思うんですが····
結論から言うと
本当に面白くて、泣ける!
RADの歌でさらに興奮でした
高校生の時出会いたかった
すげーなぁー。
子供の頃に見ていたアニメは本当に今見ると薄っぺらい映像で、でも当時はそれでもドキドキしたりワクワクが止まらなかったり。
この作品も実写とは違うコントラストの美しさ、背景の奥深さ、カメラワーク、どれもピカソやモネ等のアーティストに考え尽くされた一つの絵のようにキラキラと光輝いています。
また数年後、数十年後には色褪せてしまうかもしれませんが現時点では最高峰の作品だと思いました。
開始からの演出等も良く、滑らかなテンポと魅力ある主人公の二人に惹き付けられます。そうすればもう最後までノンストップに行ってしまいます。
オープニングから絶妙なタイミングで流れるRADWIMPSの曲の数々、その歌詞の内容と、切なさ寂しさを含んだ唄い声が作品をとんでもない物に昇華させています。
実は観たのは2回目だったのですが、細かい伏線が緻密に紡がれており、感動を大きく確実なものにしています。
恋愛のキュンキュンする様なドキドキと焦燥感が大切な人を想う気持ちとシンクロしてもうエライ事になりますw
しかしこんな作品に出会えるから映画って良いんですよね。
迷ってる人は是非映画館で見る事をオススメします。
展開についていくので精いっぱい
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