君の名は。のレビュー・感想・評価
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大人の事情がいやらしい。
映画は多くの人にとって
あまり頻繁に(劇場で)見るものではないと思います。
料金の高さもあって、
観た後には美化されるものなんじゃないかな。
だからこそ、頻繁に映画を観る人からすると、
「そこまでのもの?」と思わせる作品でした。
同じアニメ映画作品だと、
「千と千尋の神隠し」は
十分評価に見合うものだと思うけど、
「君の名は。」は明らかに過大評価されすぎ。
決して出来が悪いわけではないです。
普通に楽しめたし面白かったのは間違いない。
ただ、正直なところ
話題作りに必死な感じが伝わってきて、
そこで全てが冷めてしまいました。
好きな人には申し訳ないけど、
RADWIMPSの押し売りがすごい。
その為だけの不要なオープニング、
作中重要なシーンのBGMも全て歌入り、
ファンを釣ろうとしてるようにしか思えないですね。
それに加えて大々的な広告。
なんというか、
いろんなとこを味方に付けて
ゴリ押ししまくった作品な感じ。
言わせてもらうと、「映画ナメんな」です。
はなから素直に内容で勝負する気もなく、
話題性だけで押し通す程度のものなんだったら、
それを世に出すのはどうなのかな?
世間に対しても、RADWIMPSファンに対しても、
何よりこの作品自体に対して失礼だと思うんだけど。
誤解のないように、
あくまで販促とか広告の仕方に対する不満であって
作品自体や曲自体に対する不満ではないです!
全て余計なものを取っ払って
作品自体の評価として☆3の作品です。
予告がまずよかった。
この作品の最大の良さは、予告と実際の本編の映画の関係性がすごくよかったと感じました。
この映画、ヒットしてからはもちろんですが、公開する前からも結構予告の映像をテレビなどで流していたり、映画館で流していたりと宣伝をきっちりやっていましたよね。それによってこの映画の予告が頭に残っている人はたくさんいると思います。そしてこの予告の作り方がすごくうまい。どんな話か予想出来る程度映像を見せておきながら、本編では二転三転させれるような際どいところしか予告で流さない。また、予告で使ってる音楽が本編で予告と同じタイミング、同じ映像とともに流れることによって、本編を見るまで予告の映像で期待していた人達は、ドンピシャな映像と音楽によってテンションが一気に上がります。
実際映画もすごく面白かったし、映像も綺麗で見とれましたが、今回この映画で予告の力、使い方って結構大事だなと思いました。
いいんだけど
批判的なスタートで見た
※すごくひねくれた感想です
子供が主人公の話が好きじゃない
若者の恋愛映画はもう見たいと思わない
そもそも人間のアニメが好きじゃない
金曜ロードショーくらいで見たらいい
騒がれすぎて逆に足が遠のく
という、そもそも批判的な入り。
たまたまもう何回も見たという友人とタイミングがあり、逆にここまで強く誘われないともう見ることはないと思い、鑑賞することに。
結果、想像していたよりよかった。
まず、言われていた映像はすごく綺麗だった。音楽も後を引くかんじ。
その点では映画館で見た方がいいというのは正解。
そしてそんなに恋愛感は強くなく、すごく純粋な2人だったので、気持ち悪さもなく見れた。
ただ、すっごい涙もろいけど、泣きはしなかった。
アニメ、って(馬鹿にしてたわけじゃないけど)期待してなかったけど、ここまで話を作り込めるんだ、と感動。
ただ恥ずかしい話、わたしは見終わって改めて説明を受けないと、話が理解できなかった、、、
あと、終わりかたとかはあまり好みじゃなく終盤にかけての興奮が一気に冷めてしまったかな〜
ただ、鑑賞から3週間ほどたち、なんだがジワジワきている。
一発で理解出来なかった部分を含め、あの映像がまた見たいな、とか、場面によっての音楽の使い分けとか、視覚的な感覚で、もう一回見たいかも…と。
結果的に、こんな批判的な人間でも、とりあえず見てみたらいいよ!ってこと。
たかがアニメ。されどアニメ。
「つまらない大人」っていますよね。
実は自分のことだったり…
なりたくてなったのではなくて。
淡々とした日々をやり過ごし人間関係に仕事に
ココロもカラダも疲れ果てた状態で
残業帰り映画館に足を運んで
普段ほとんど観ないアニメ映画を観てきました。
現実逃避がしたくて…
健全でいい映画だと素直に思いました。
どこかに置いてきてしまったあの頃の自分の感受性が
一瞬戻ってきたような感覚が少し嬉しかった…
同じ世界に生きているのに体が入れ替わったことで
違う世界を体験することができた。
違う自分になれた。
今まで出来なかったことが入れ替わったことで出来た。
周囲の人も自分を見る目が変わった。
お互いのことが気になって気になってしょうがない。
もうこれだけで胸キュン!です。
夢なのか現実なのか。
現在なのか過去なのか。
偶然なのか奇跡なのか。
死んでしまったのか生きているのか。
ずぅーと考えて観てました。
予期せぬ宇宙の天災で大勢の人の命が奪われる。
身近な人や大切な人が愛する人が突然この世からいなくなる。
そうなることがわかっていたなら人はこんなにも必死になれるなんて。
誰かのために必死になることなんてこの人生まだないな…。
自分が今まで出会った人に
今現在身近にいる人に
これから先出会うであろうまだ出会っていない人に
「あなたは誰」
「なぜ出会ったのか」
「どうしてここにいるのか」…なんて。
いい歳こいてトキめいてしまいました。
美しい
理性と感情のバトルロイヤル!
日本映画界に彗星のごとく現れ、本作でビッグバンを起こしてしまった新海誠監督の最新作を、TOHOシネマズ渋谷で鑑賞。
8月からの忙しさの中で、急速な映画離れが進んでいたんですが、
本作はいろんなところでいろんな風に話題になっているし、「これはきっと、今観なかったことを3年後に後悔しそうだな。」というセンサーが働き、
重い腰を上げてようやく鑑賞しました。
公開から2カ月も経っているのに、場内はほぼ満員!
カップル・女性グループ・男性グループ・20代から70代くらいのお一人様たち、とファミリー以外の全ての層でごった返していました。
簡単にいうと、男女入れ替わり青春モノなんですが、
そこに3・11っゆうスパイスを加えるだけで、こんなにも「立派な作品」に見えてしまうとは!
この映画、端的に言うと「感覚で観る」映画です。
前半部の入れ替わりシークエンスは、もうやり尽くされてる感があるので、敢えて丁寧には描かずに省略に省略を重ねた話運び。
なんで入れ替わるの?
入れ替わったのに、案外しっかり生活できてる!
そもそも、あなた達は誰と誰?
といった観客の疑問なんて無視するかのように、「そんなものは観てる側で考えてよ!」と丸投げ状態のまま話は進みます。
ここでついていけないと、ずっと苦痛の映画鑑賞になりますので、うまく飲み込んであげましょう。
後半、一気に物語の方向性が変わります。
そこからは「どーゆーこと???」が一億個くらい出てきますが、理解しようとしたらダメです。理解しようと考えだした時点で負けです。
彼・彼女の感情の波に飲み込まれて、流されるままに身を委ねるしかありません。
委ねて観てると、あれよあれよと感情が高ぶって、なんだかよくわかんないのにボロッボロに涙がでます。
そして、ラストは発狂しそうなほどの疑問と、それを超える感情の高ぶり!
理性と感情がぶつかりあって、乱闘騒ぎのまま閉幕。
本作が社会現象になるまでの大ヒットをした理由は、正直わかりません。
ただ鑑賞中、自分自身の「夢のこと」とか「学生時代のこと」とか「3・11のこと」とか、いろんなことを思い出しながら鑑賞して、怒涛の感動に繋がったことを考えると、
観客それぞれの一片一片の私事の数々が、本作の感動を後押ししているから、こんなにも大ヒットしているんじゃないか、と思いました。
新海監督と過去の作品
流石に話題作だけあって手堅い作りでした。
映像面ではキャラデザインさえ趣味に合えば満点です。
内容も男女のすれ違いとか、目的達成と大切な記憶がトレードオフになっているところとか、時空間のずれによるコミュニケーションの不可能性とか、過去の新海作品のエッセンスも全部入っていて、これまでやって来たことの集大成ですね。これ。
しかし、これまでは結末はすべからく断絶で、そこが独特な味にもなってましたが、今回は繋がる方向にシフトしています。象徴的なのが赤い組紐ですが、運命として結ばれる二人を、時にオカルト的な手段も使いながら確信的に描いています。
これが進歩なのか退化なのか、自分では判断できませんが、監督として過去の作品に対する一つの回答を出したんだなと、つらつら考えながら見ておりました。
個人的には、観客の期待を冷徹に突き放すこれまでの作品のほうが心に残りましたが、ハッピーエンドに果敢に挑んだ今作のほうが完成度は高いと思います。難を言えば三葉役の演技が趣味に合いませんでした。
ところで、小5の娘と一緒に観たんですが話が良く分からなかったそうです。自分には分かりやすすぎる位親切な作りだと思うんですが····
結論から言うと
本当に面白くて、泣ける!
RADの歌でさらに興奮でした
高校生の時出会いたかった
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