君の名は。のレビュー・感想・評価
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わからない
そんなにいいのか、と思って観にいったけどそこまででもなかった。
ただ、絵の技術と色使いはとても綺麗。
内容としてはどこにでもあるような作品だし、本編がよくないわけではないけど大ヒットするほどでもない。
あと主人公が情緒不安定すぎて感情移入できなかった。ラストはごちゃごちゃで酷い。もう少しラストを上手にまとめれなかったのかな、と思います。
RADWIMPSと神木隆之介さんのファンだけが得して良いと世の中に広めた作品だったのでしょう。
所詮その程度でした。
40過ぎのおっさんが観る映画ではない
音響、映像、演出は、噂通り世界トップクラスの出来栄え。見ていて、上手いな〜と感心しました。
テンポの良いストーリーも好印象。主人公二人の周りの人達も、いいヤツばかりで、暖かい気持ちになります。
難点を言えば、主題歌や挿入歌がうるさ過ぎ。
歌詞や曲調が、内容にマッチしているのは、十分伝わりました。
が、音量がやたら大きく曲が長いので、正直覚めました。プロモーションビデオ見に来たんじゃねえぞ!
あと、高校生って、家族に黙って、ちょっと東京行ったり、泊まりで岐阜行ったりできるもんなの?
お金は?男の子はバイトしてたけど、女の子は?
会いに行くことが可能ならば、入れ替わりを二人が理解した時点で、まず会ってこれからの事を話し合うのが自然じゃね?
学生の身だから、お互い会いに行けないから切ないね〜、と脳内補填してただけに、違和感を感じました。
と、どうでもいい事が気になってしまうのは、この映画の世界に没頭出来るほど、自分が若く無かったからかと思います。
40過ぎのおっさんが観る映画ではないなあ〜。
噂しか聞いてなかったので本当なのか確認のため。 展開はよめませんで...
噂しか聞いてなかったので本当なのか確認のため。
展開はよめませんでした。邦画としては良かったのではないかと。
二度見るほどではありません。
20代のカップルだらけ
公開して間もなく、行った48歳のおっさん一人の周りには、20代のカップルだらけだった。今は40代50代60代も多く観ているようで、時期早々に行ってしまったことに公開^ー^
新海監督独特の侘び寂びはなくなったけど、若い人にわかりやすく作ったので映画としては大成功だったと思う。
個人的には1位:言の葉の庭、2位:秒速5センチメートル、3位:君の名はだね。
50代母が3回見て感じたこと
きっかけは近所の同年代の男性から熱く薦められたことでした。
予備知識ゼロでこの作品が新海監督作品デビュー、9月末に見に行きました。
鑑賞中、何度かフラッシュバックに襲われた。
前半は映像と音楽とテンポよく面白い、楽しい。
キラキラした風景に初恋の人とのデートの思い出がよみがえり、あの時は世界が輝いて見えたな、などと楽しく見ていました。
中盤、画面のカラーがダークトーンに変わり、立ち入り禁止の黄色いテープや瓦礫の山を見たとき。
私はこれを知っている。これは3.11だ。
あの日のことを描いているのだ。と思いました。
まっさらな状態で見ていたので確実ではないけれど。
住民を避難させる場面、防災無線のサイレンに鳥肌が立ちました。
その時は「津波てんでんこ」という言葉や津波到達点を伝える石碑が思い出されました。
一度目は想像以上の展開にびっくりして、多くの伏線などは見落としながら終了。
でも、不思議です。なぜ、この映画が頭から離れないのか、何日たっても彗星の落ちるシーンを思い出すと胸つかまれ涙ぐんでしまうのか。
もう一度見たい!とこんなにも思う映画は初めてでした。
映像と音楽がすばらしいので映画館で味わいたいと思うのもありますが、それだけではない、何かがある。
12月に部活が忙しくて見ていない娘と3回目を見に行きました。
住民避難のサイレンのあたり、隣を見ると娘は前のめりで目を見開き、ポカンとして固まって見ていました。
想像以上の展開にびっくりしたと。
「私にも運命の人っているのかな。」などと大人びた口調で話す娘を見て、私なりの思いを娘に話そうと思いました。
新海監督は自然からインスピレーション、癒しを感じ、憧れや敬意をもって作品を作っている。
でも、自然は時には冷たくて厳しいもので3.11ではそれを思い知らされた。
私は彗星の墜ちるシーンに自衛隊機から撮影された幾重に続く大津波の映像が重なる。
星が墜ちる先にもあの津波の行く先にも生きてる人がいるのに、誰にも止められない。思い出すと胸がつまる。
ほんとに人生も明日も何が起こるかわからない世の中だけど、
スパークルの歌詞の中に「こんな世界を二人で~生き抜いていこう」とあって、「生きよう」では弱い。
「生き抜こう」だからね。障害や困難を乗り越えて生きるってことだからね。
でも、一人で生きるって無理だから。
支えあって励ましあって、誰かを思う気持ちはパワーを生む。
瀧くんのみつはに会いたいという思いに突き動かされてご神体にたどりつき、みつはに届いて、みんなを助けたい一心でできるだけのことをして未来に帰っていった。
それを引き継いだみつはも走って走って、途中転んで心折れそうな時に手のひらのメッセージを見て「生きよう!生きたい!」ともう一度走り出したよね。
新海監督は若い人たちにそんな風に精一杯生きることを応援したくて作ったんだなと思う。
私はその思いが伝わってきて感動しているんだと思う。
映画をみた後のラーメン屋さんで熱く語る母に娘はなんと思ったか黙って聞いてました。
こんなこと後にも先にもないことだと思う。
春先までの大ロングランやアカデミー賞の行方も気になる。
もう少しこの映画の余韻に浸れそうです。
新海監督この映画を作ってくださり本当にありがとうございます。
仮に実写化されるとしたら、決して妥協しないで欲しい。
私は新海誠作品やRADWINPSの曲に触れるのは『君の名は。』が初めてで、『君の名は。』は殆ど予備知識無し(※)の状態で観に行った。
(※封切り日から約4週間経った時期に、「『君の名は。』の興行収入が『シン・ゴジラ』のそれを上回った」という誰かの掲示板書き込みを目にし、「どんな凄い映画なんだ?」と思った程度)
『君の名は。』の存在を知ってから
実際に観に行くまでにだいぶ時間が経ってしまったが、
結論だけ先に言うと、
「私が今までの人生で見た映画のベスト1を塗り替えた」
この映画に触発されてわけのわからない衝動に駆られ、
久しく書いていなかった同人2次創作小説を書いた。
私をそこまで駆り立てた創作物は、今世紀に入ってからは
今までのところ片手で数えるほどしか無い。
で、いざ感想を書いてみようとすると、上手く文章にできず、
正直、「なぜこの映画をここまで素晴らしいと思うのか?」を
第三者に誤解無く伝える「客観的な」文章を書けない。
「この作品の素晴らしい所は○○だ!」と書いたとたん、
(いや、これじゃない)と思って消したり書き直したりを繰り返した。
そもそも、映画に限らずあらゆる創作物において、
「素晴らしい!」と感じる時の感覚は本質的に主観的なものであり、
100%客観的な評価というものはおそらく不可能だろう。
……おむすびを食べた事の無い者に文章だけでおむすびの美味しさを100%伝えられるだろうか?
4色型色覚の人が見ている世界を多数派である3色型色覚の人が理解できるだろうか?
(主観を客観に100%変換する事の不可能性ゆえに評論(レビュー)などという行為が成立し、人間の中にはそれで飯を食ってる人もいるのであるが)
強いてこの作品について「この作品の素晴らしい所は○○だ!」的な事を言うとしたら、作品で語られる『ムスビ』だろうか。
……いや、これとてもこの作品を素晴らしいものに成らしめている要素の一つに過ぎない。
作品で語られる『ムスビ』という言葉あるいは概念は
『縁』や『絆』という言葉あるいは概念と似通っており、
『天災など抗う事が困難な事象に抗って生き延びようとする人々のつながりと営み』というイメージの要約であるとも言える。
プラネテスのテレビアニメ版に宇宙空間を思わせる空間で大勢の人々が手をつなぎ合って浮かんでいるイメージが出てくるが、
『ムスビ』という言葉にそのイメージを連想した。
結局のところ、私は自分が感じた感動を全て言語化する事ができない。
この感想を書くまでの思考過程のごく一部だけをかいつまんで述べるのがせいぜいだ。それが上記である。
ところで、ネット上を散策してると、この映画を不当に貶す発言もチラホラ見られる。「あんだけ売れる要素が揃っているなら俺にだってできる」と嘯く某漫画家や評論家や売れない映画監督や、
ティアマト彗星の軌道図にケチをつけた某SF寄りの小説家など。
どうも、(生産者・消費者の別を問わず)「ハードSF寄り」あるいは「リアリスト」を自認している者ほど、『君の名は。』を不当に貶す傾向が強くなる様だ。
それらに対する反論なら、むしろ『君の名は。』自体への純粋な称賛よりも書き易いぐらいなのだが、不毛なのであまり好き好んで書く気にはならない。
敢えてこの映画の欠点を書くとしたら、
「なぜ物語の山場で町長があの様な決断をしたのか?」について容易に推察できるに足る情報を、映画の中だけから汲み取れる程度に盛り込んで欲しかった、というぐらいのものか。
(それにしたって考察の材料が全く無かったわけではなく、想像力旺盛な人が映画を隅々まで見れば薄々感づく程度には、情報がちりばめられていたのだが)
誰も予測しなかったであろう興行収入200億超えの要因について「分析」する声や「基本的に万人受けするような人じゃないのになぜか流行っている」という旧来からの新海作品ファンと思しき人の困惑の声が未だに後を絶たないが、
大大大ヒットは多分「川村プロデューサーとRADWIMPSさんのおかげ」
某所で見かけた話によると、
「川村プロデューサーが脚本初稿の「秒速」的エンドにダメ出ししたのと、
新海監督とRADWIMPSさんが綿密な打ち合わせをした結果、映画のテーマ曲が決まり、
その曲から監督がインスピレーションを受けてあのラストのハッピーエンドになった」
……のだとか。
その話が本当なら、川村プロデューサーとRADWIMPSさんは「影の脚本担当」とも言えるだろう。
あと、どこかのインタビュー記事で、新海監督自身は
「自分を含めてこの映画を世に出すに当たって強く関わっている人全てが妥協しなかった事が、予想を遥かに上回る大ヒットの一番大きな要因」
という旨の自己分析をしていたかと、私は記憶している。
これだけ強力な「ドル箱コンテンツ」と化してしまった『君の名は。』なので、
東宝の偉い人達が2022年か2023年辺りに実写版リメイクを画策しても全然不思議ではない。
(なぜ「2022年か2023年辺り」なのかは、映画をちゃんと見た人なら得心する事であろう)
仮に後年実写化されるとしたら、どこぞの芸能事務所のゴリ押しでミスキャストに屈したりスポンサーの意向で作品の世界観を損なうような事態を招く事無く、実写版を世に出すに当たって強く関わる人全てが決して妥協しない事を、私は強く祈願する。
悪くないけど入り込めなかった。
絵はとてもきれい。
笑いもあったし、三葉の被災を知った時は涙も出た。
でも、三葉と瀧の両方の視点で進むからか、お互いが引かれ合う気持ちが理解できず、結局どちらにも感情移入できなかった。
最終的にうまく行き過ぎで、余韻に浸るような映画ではなかった。
一度観ただけではストーリーや伏線がよくわからなかった部分もあり、もう一度確認したい気もするが、地上波でいいかな。
イメージと違い、(良い意味で)細かい作品。
説明不要、興業収入上位の大ヒット映画。何故に人々はこの映画に惹かれるのか、それをこの目で確かめるために観に行った。
既にtwitterなどで「入れ替わってるぅ~!?」「前前前世」「危機に立ち向かう」「絵が綺麗」という話題は把握していた。
単純明快で最後は壮大なハッピーエンドで、観る人は涙ボロボロなんだろうなーなんて勝手なイメージを持っていた。
しかし、そのイメージは今となっては崩壊している。
これ、意外と話は難しいと思う。しかも、泣ける映画という感じでもない。男と女が主役だから恋愛映画なのかと思ったがそれも違う。終り方もスッキリするハッピーエンドとは違う。どこか歯に骨が挟まったような感じ。かといって、心は温まる。このちょっと謎の感じ。思ったより細かい作品で、また観に行きたくなった。
ちなみに、一番最後に「君の名は?」というタイトルのセリフで締めくくるのは個人的には秀逸な演出だと思う。
ただ、この作品がこれだけの人になぜ支持を集めているのかは未だにわからない。話の構成的にはこれよりもっと単純明快で万人受けするものは沢山あるはず。それが、やはり絵の綺麗さなのか。キャストなのか。男と女が入れ替わる非現実的な発想なのか。分かる人、教えてほしい(笑)
何故
この映画で泣く人がいるのか。
大ヒットしているということ以外は何の予備知識もなく観た。最初はあんなクレーターの街があるのかと思いながら観ていたが、全てが作りもんと分かってしらけ切ってしまった。プロットも何もかも作りもんとは。作画のクオリティは高いがムダに高いだけ。大河ドラマの「真田丸」といいあまりにもあざといドラマ作りが横行しているのが悲しい。観客も劣化したのか。大きなバジェットとマーケティングでこんな映画が大ヒットするとは…
新海作品のマッシュアップ
新海誠作品には、ある程度期待はしているし、世間的にも好評なので、遅ればせながら見にいってきたが、正直いって、これまでの新海作品と比べて、それほど面白いとは思えなかった。
むしろ、これまでの作品の焼き直しというか、いくつかの作品をごちゃ混ぜにして、いいとこ採りして、最後だけは過去作品と違ってハッピーエンドにしましたっていう感じで、まるでマッシュアップのようだった。
以前の作品に比べて人物が描けるようにはなってはいるが、それは新海誠よりもキャラクターデザインの貢献度によるもの。まぁ、共同作業が当然のアニメ制作で、一人で作っていた以前の状況がおかしかったわけで……。
まぁ、普通に「悪くはない作品」といったところ。
本年ベスト
前評判が高い割に中身がスカスカだった「シンゴジラ」の影響で、この映画も「どうせ映画会社の広報が頑張って宣伝してるだけだろ」と鑑賞前は斜に構えていたが、良い意味で裏切られた。
脚本がしっかりしてるし、ワンシーン毎の絵の構成が素晴らしい。ラストも秀逸。大人の鑑賞にも耐えれる。
おばあちゃん市原悦子だったんだ。やっぱり名人芸だわ。
二回見に行ってしまった・・
多少アニメ特有の前段も、最後までみてみると納得。
ただ、時間的な理解が追いつかず、一回ではわからない点が気になった。
これも、商業的なテクニックか?
映画づくりとしては、一回でわかる作品とすべき。
素晴らしい!!
作画とキャラデがしっかりいきていた。
ジブリの作品を手がけてきた安藤さんと「あの花」のキャラデなどをしている田中さんで画風が全然違うのに上手く噛み合っていた。
また新海監督特有の絵にしっかり近づけていけていた。
色使いは現実にはない色を使いながらも現実味を感じさせる新海さんの持ち味がでていて素晴らしいと感じました。
脚本としては、上手く劇場の時間に内容をきっちりまとめることができていて素晴らしいと思った。そして安定のボーイミーツガールのシナリオでした。
序盤戦に少し複雑で分かりにくいシーンがあったのでそこが少々気になりました。
そんなに話題になるほど?
絵も綺麗だし、音楽も緩急あって物語にぴったりだけど、そんなに皆さん騒ぐほどの作品かなぁ、と…。
ストーリーは「?」が浮かびっぱなしだったので感情移入できず、よくある「男女入れ替わり物語」との違いが分かりませんでした。災害が絡んだことで深い物語になっている気がしているだけなのでは…。
ただRADWIMPSの素敵な音楽は鑑賞後も耳から離れず、後味が悪い終わり方でもなかったので、見て損したとまでは思わない。程度の作品でした。
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