「すっきり終わったけどbadでもいい!!!」君の名は。 卍丸さんの映画レビュー(感想・評価)
すっきり終わったけどbadでもいい!!!
(ネタバレ注意)
最後二人が再会できるっていうのは 見ている側もわだかまりなくすっきり 劇場をでられるからいいのですが。ほんとに 良い終わりかただとも思ってますけど、別ルート映画つくってほしいと思うほど、最後、東京で再会しなくてもよかったとも感じました~。
地方の本来の意味が薄れつつある行事、都会とは全然違う自然、田舎の風景、スカートも短くカワイイjkがいても非常にノスタルジックな雰囲気があったよねー。入れ替わりの時期も人生のうちでいえば短かった。きれいな彗星で町が消えた。瀧くんは記憶が消えてきても手がかりだけでさがした。村の人を避難させるのに瀧くんも三葉も必死になって、三葉のことも好きになって一生懸命生きて輝いてた時間だと思う。もし 三葉が父親に行く途中でその時が来てしまって、最善を尽くしたのにやっぱり救えなかった。。ということになったとしたら。記憶の薄れてく瀧くんにとって後々ぼやけた存在になって消えてしまうかも知れないが、あのとき何かに必死になっていた、とても美しい景色を見た程度の一時の思いでになってしまうかもしれない。が、そちらのほうが 映像の美しさと儚いながらも美しい思い出という合わせになって幻想的ではないだろうかと思った。再会して これから二人で話したりデートしたりするんだろうなーと考えてしまうとどうも現実に、日常に戻ってしまう。あそこまでの非日常を見ておいてそれはもったいないような気もした。
あーこれは再会エンドか、とわかった瞬間に後半ずっと我慢してた涙がひっこんでしまったので、ちょっと違う!と思いましたw
ある時期の特別な体験、一瞬で消える村、刹那的な美しさであってほしかった~ということです!三葉には悪いのですが、、w
でももう一回みたいな~~