「理解できなかった…」君の名は。 yasushiさんの映画レビュー(感想・評価)
理解できなかった…
周囲の人が絶賛してたので泣くつもりで観に行きました。
しかし、映画の途中から唖然としてしまいました…
何故入れ替わるのがタキくんと三葉なのかとか何故3年の時を跨いで入れ替わっているのかというところが詳しく知りたかったです。ここが分かればタキくんが過去を変えようと(三葉を助けようとする)する姿に共感できたと思います。
そもそも日記を付けてる時に曜日がずれていることぐらい気づくだろうとも思いました。
ストーリー自体何に重きを置いていたのかがわからなかったです。
個人的に最後にタキくんが全てを忘れているのを見て何で忘れてんだよと苛立ちを覚えました。
タキくんが最後に入れ替わった時に山に行ったのも理解できなかったし、その後の名前が思い出せない件で何で隕石降っってくることは覚えてんだよと思ってしましいました。(その他にも御都合主義的な部分が多々見られた。)
あと挿入歌邪魔だと思います。
絵と演技が素晴らしいだけにもったいない気がします。
他所様の感想への横ヤリ失礼します。
3年の時間の跨ぎは何年でも問題ではないかと思います。
要は、町を消滅させた落ちるはずもなかった彗星のせいで本当の時間軸が分散し、
それを主人公のふたりが心の入れ替わり(タイムスリップ)を通じ
時間のパーツを回収し、(三葉は東京に会いに行く、瀧は飛騨に向かうなど)
それぞれが、お互いがそのパーツを修復することで
本来の運命へと結ばれる(組紐=運命の赤い糸)ということではないでしょうか?
祖母が言っていた「結び(産霊)」であり、過去を変えるお話ではないのかと。。
それは、「黄昏時(誰そ彼)」の言葉を意味する物語の最後、
彼岸と此岸を連想させる「カタワレ時」のシーンで感じました。
感想のように、なぜ入れ替わったのか?どうしてふたりだけが入れ替わったのか?
ではなく入れ替わる必要が彗星が落ちた日の前の月日になぜ起きたのか、
と考えれば辻褄も合うのではと思います。