「2013で止まった現実」君の名は。 さいとうさんの映画レビュー(感想・評価)
2013で止まった現実
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・この映画単なる恋愛映画として見ると
「こんなん5万回見たわっ!」てなるけど
主題となってる東日本大震災の映画と観ると、
避けようのない感情の波が胸にドスンときました。
3月11日のあの日、自分を含め多くの人が
テレビ越しにあの光景を見ていたあの時、あの場所に三葉も四葉もてっしーも居たんだと
そして本当はもういないんだと…
じゅうぶん分かってはいたつもりになってたけど
こう物語として感情移入させられるとね、
これもフィクションの存在する、または必要とされる理由の一つですね。
だからラストの展開を「なんか甘くないか」
とも思ったけど
でも、ハッピーエンドになればなるほど
「あぁでも現実には三葉はもういないんだ…」と
忘れてしまいそうだけど、
忘れてはいけない。
僕らが知らない多くの「君の名」
自分にはドスンときました。
ps.東日本大震災を描いた「君の名は。」
福島第一原発事故を描いた「シン・ゴジラ」
今年の夏の映画は攻めてるねぃ
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