「人間に絶望する!」X-MEN:アポカリプス 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
人間に絶望する!
今作は、特にエリックの絶望が心に残った。命を助けたのに、人間に裏切られ、大事な家族まで… 可哀想すぎる。彼もあのまま平凡だけど幸せな日々を送りたかっただろうに… だからといってアポカリプスの手下になっていい訳はないけれど… あの人もまたまた出てくるし、旧3部作でおなじみのメンバーが若き日の姿で登場して、つながったのがうれしい。チャールズは人の記憶をあやつるなど相変わらず傲慢なところがあり、良い人過ぎないところが却っていい。リメイクやリブート作品は、いつも旧作品の方が好きだったけど、XMENと猿の惑星だけは新シリーズの方が好きだな。2作目は、いまいちだったけど、今作はまあまあ。大好きなマカヴォイが出ていることもあるし、マイケル・ファズベンダー、ジェニファー・ローレンスやニコラス・ホルトなど主演をはれる役者が勢ぞろいしていることも魅力のひとつだ。新シリーズの方がいい珍しいケース。
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