「三作目のジンクス」X-MEN:アポカリプス k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
三作目のジンクス
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劇中で「ジェダイの復讐」を評していましたが、
確かにファーストジェネレーションからの三部作として考えると、本作はスターウォーズの三作目に位置すると思います。
かと言って、二作目が「帝国の逆襲」にあたるかというと
そんな事はない!!!!
と大きな声で言えます。
「フューチャー&パスト」で旧三部作との関連性がかんじられたり、「ウルヴァリン2」のクレジット後が「フューチャー&パスト」に繋がってたりで、これまでの全シリーズに決着を付けてくれると思いきや、
ミスティークの最後の収まり方やいきなり原作の設定が表に出てきたクイックシルバーとマグニートーの関係、x-menとマグニートーとの最終的な対立関係がマイルドになってしまったことも
これまでのシリーズと繋がらない部分が多く
過去作がノイズになり、十分楽しめきれなかった。
こんなことなら過去作を観てない方が楽しめたのかもしれない!
アメコミは設定が描く人によっていちいち変わるという事を考えれば、そういう物と考えればよいのかとも思いつつ、
まっさらの状態で観たところでどこまで話に引き込まれるだろうかと思えば、とても中途半端な出来だったのではとも思ってしまう。
新しさを感じたところといえば、
ウルヴァリンが自慢の爪で人間を次々と斬り(刺し)殺していくところ。積極的に人を殺していくウルヴァリンは本作がはじめてでしょうね。
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