劇場公開日 2016年8月11日

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「ハゲ爆誕」X-MEN:アポカリプス オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ハゲ爆誕

2016年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

字幕と吹き替え視聴。

最初のピラミッドのシーンから力の入った迫力の画面。
ハリウッドお決まりの力技だけどやっぱりワクワクするわ。
そして気持ちいいほどの勧善懲悪でこれが『X-MEN』初見と言う人でも楽しめたんじゃないかしら?
……とは言え完全無敵のアポカリプスに微塵の感情移入は出来ないけど(この世から核兵器はいらないとは思うけどアポカリプスにしたら「落ちてるゴミ邪魔」くらいの軽い感覚だろうしね)『X-MEN』の登場人物の悲しさときたら……。
マグニートの業の深さ。自業自得と言えばその通りなんだけど切ない。
今回はアポカリプスが全部持って行ったのでその辺が薄いけど、各々ミュータントがそれぞれに抱えている悪が悪だけでないのが『X-MEN』の魅力。
今作品が本当に最後ならDVDで作品順と時系列順で見直したいわ。

吹き替えに関してはアポカリプス以外本職の声優なので文句なし。
アポカリプスも殆ど感情のない短いセリフばかりなので上手いかどうか判断できないけど合っていた。
でも字幕を見てたときからエフェクトの掛かったアポカリプスの声に吹き替えでも?と思ったら当然掛かっていて「エフェクト掛けたらマツケンにオファーした意味ないと言うか誰でも良いのでは?」と思ってしまった。
これは声優、声優ファンだけでなくマツケンにも失礼な話しだと思うけど話題になればどうでも良いんだろうな。

オカマ声ちゃん