「整合性がないのが残念」X-MEN:アポカリプス naoyukisさんの映画レビュー(感想・評価)
整合性がないのが残念
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前シリーズと同じ監督なのに、歴史の矛盾が多すぎる。
キャスティングもイメージがそろってない。
ストームの過去が、あんな不良だったなんて、ちょっと無理がある。終盤にはあっさり改心してプロフェッサーのもとに残るが、悪から善に転向する理由が描かれず、しっくりいかなかった。
ナイトクローラーとX-MENチームとの関わりも前シリーズと大きな隔たりがある。魅力的なキャラクターだから登場させたのは正解だが、本作では正体不明にして、前シリーズへの伏線にするなど、やり方はいろいろある。
前シリーズとは全くの別物で、パラレルワールドだ。
ストーリーも、この手のヒーローものにありがちな展開で、無難に仕上がっている。もう少し練り込んでもよかったかな。
時間軸としてはこの後に前シリーズが続くのだが、それをまた見直したいという衝動はついに覚えなかった。
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三遊亭ジャスミンさんのコメント
2016年8月15日
確かに歴史の矛盾が多すぎて困りますよね。
ストームはミスティークのファンという事で、目の前でミスティークの勇姿を見て正義に目覚めたのだと解釈しました。ただ旧シリーズにおいて、ストームは次期校長、ミスティークはマグニートーの右腕に成り果てるゆですから人生とは分かりませんね