コンカッションのレビュー・感想・評価
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頭痛が痛いのだ‼️❓ナイジェリアとか外部からしか変えられないの❓‼️
科学的なプロセスがかなり割愛されているので、なんだかまぐれで勝利したような印象が残念です。
主人はナイジェリアで奥さんもアフリカ、オバマもハワイ、アメリカ本土は抑圧されていて希望のかけらも無いのでしょうかね、黒人には。
FBIの介入とか、かなりの衝撃でしたら、正義はどこにあるの、なんて思う。
こんな映画が出るだけでも、アメリカには少なくとも希望はあるのだと感じまして。
情緒的な展開は、実話ものとしては、少し退屈でした、自分には。
こんな、我が身を投げ打つ人がいて、世の中が変わる、少し希望が持てて、いい映画でした。
concussion=脳震盪
最近読んでいた地動説をめぐる科学による真理究明を目指す個人と自己の存在基盤たる天動説を守るために邪教たる地動説信者を弾圧する宗教の戦いを描いた漫画「チ。―地球の運動について―」に通じるものがあると視聴しながら思った。ストーリはフットボール選手の謎の死が発端で、その原因究明にあたるウィル・スミス扮する医師ベネット・オマルが原因を特定し、その真理に対してフットボールの協会が組織を守るために圧をかけてきてそれに抗う戦いという形でとてもコンパクトにまとまった作品。そのため、登場人物の人柄についてはウィル・スミスと彼の奥さんくらいしか深堀りされていない(別にそれが物語を損なうようには感じなかった)。視聴中に自己繁栄のためなら現場で活躍する選手たちの今まで解明されなかった病気を黙殺し、その病気をつきつけてきた医師も黙殺しようとする組織への憎悪の炎が自分の中でも湧いているのを感じた。ベネット・オマルという名前は「知識をもて、そしてそれを示せ」という意味らしいのも気に入った。悲しい物語を紡ぐ糸は偶然に紡がれたものではないのだと心に留めたい。万人にオススメしたい。
良質映画
ただただ素晴らしい映画
脳震盪
なかなか骨太の作品。激しいタックルなどに起因するコンカッション(脳震盪)によって、アメフト選手は徐々に脳に障害を患っていくというもの。ボクシングなどの格闘技では伝えられてきたものの、アメフトでは初めてのことだった。
2002年、最初はマイク・ウェブスター(デヴィッド・モース)の死。錆びたトラックの中で心臓発作と思われる死だったが、やがて認知症やうつ病により自殺する元選手も出てきた。どの選手も40代、50代。脳震盪を繰り返すことによって障害が出てくるのだ。論文を発表してからは、アメフトの熱烈なファンからの脅迫電話など、あちこちからの圧力に屈することなく信念を曲げない男オマル。やっぱ、かっこいいわ。
もう少し被害選手の葛藤が欲しかった
アメリカ人はパワーを主体とするものが好きだ。
車しかり、スポーツしかり。
パワー通しのぶつかり合いも大好き。
プロレスしかり、NFLしかり、NHLしかり。
NFLなんて、他の国の人から見れば「なんでこのスポーツ異常に人気があるの?」なくらいアメリカでは大人気。人気なモノには金が集まる。金が集まるモノにはリスクがある。そんなリスクを取り上げたお話である。
ストーリーの流れには王道。巨大な権力に立ち向かうが色々な邪魔が入り、それでも頑張り的な。淡々と進み、淡々と終わります。
過去の実際映像も含め、実際こんな話がありましたよ的ですので内容は文句は無い。だが、今回はその内容をそのまま演技しました感が強く、別に医師オマルをウィル・スミスでも無く医師バイレスをアレックでも無くて良いのでは?感が強かった。途轍もない演技力が要らないのである。ウィル・スミスが、ゴールデングローブ賞がノミネートのみだったのには納得である。被害者の葛藤も薄いですし。
NFLに興味があり、裏話を観たい方には良いかもね。
ただスポーツ競技の裏話としたら、前に観た「疑惑のチャンピオン」の様に内容に新たな発見など無かった為この評価です。
富裕層の道具
危険性を訴える事は貶す事だけじゃない
CTE=慢性外傷性脳病。
脳への激しい衝撃が原因である脳の病気。
アメフトに於けるその危険性を発表した医師の実話に基づく物語。
アメフトの元スター選手が変死した。
解剖を担当したオマル医師はその死に不審を抱き、試合中の脳への激しい衝撃が原因である事を発見する。
アメフトは全く見た事ないが、映画などでちらっと見る限りでも、選手同士が激しくぶつかり合う。
それがアメフトの醍醐味だろうが、その際の身体への衝撃は相当なもの。
特に、脳。
脳は頭蓋骨に覆われている以外、クッションとなるものが何も無い。
劇中でも説明されていたが、ビンの中の水に揺られた物の如く、頭蓋骨の中で脳が激しく揺られ、ぶつけられる。
そう考えると恐ろしい。
白熱のスポーツに潜む危険性。
別にアメフトだけじゃなく、その他のスポーツ、事故や日常生活にだって潜む。
オマルが論文を発表するや否や、NFLから大ブーイングが。
言ってみりゃ、アメフト界に喧嘩を売ったようなもの。しかも、アメフトはアメリカの国民的人気スポーツだ。
圧力や時に身に危険が及ぶ。
いや、実際に及んだ。
これは誤解だ。
何もオマルの発表はアメフトを陥れようとしてる訳じゃない。
アメリカの偉大なスポーツに敬意を払い、選手たちの為に危険性を呼びかけているだけなのだ。
ウィル・スミスが非常に抑えた真摯な好演。
いつもと違う喋り方とか仕草とか、相当役作りに凝ったであろう事が窺える。
作品自体は淡々と地味。
しかし、なかなか興味深く見れた。
まあ良作
良作。社会派なミステリーは素材が良ければ平均点は越える。そこにキャスティングや演技だったり、演出の要素でプラスがあると、まあ良作になる。
十分プラス要素もあった本作、あえて言うなら全体的に重め。じっくり見せているので良いが、もうひと押しって感じ。インパクトがもうひとつ。
NFLっていったら世界屈指のプロスポーツなわけで、市場規模もハンパではないはず。その競技自体を否定するかの障害リスクが公になるのだから、裏で大きな力がはたらこうってもの。ただ、一度火が点くと止められない山火事みたいなもので、事件、スキャンダルっていうのは一気に事態を大きくする。
とりあえず真摯に向き合うことでNFLは前進するってことなんでしょうか。表向きには。
アメリカらしい
実話ものだからこそ。
おっす。
慢性外傷性脳症 CTE
日曜日はNFLのものだ、昔は教会のものだったが。
最後のテロップが衝撃。28%の数字と示談内容
アメフト好きの自分には映画の存在すら知らなかった。情報操作されているのか。
ハードコンタクト系のスポーツを見るのが好きな自分としては複雑な気分。
陽気なウィルスミス像全く封印 して アメリカにやってきたナイジェリア人をリアルに演じている
深いね。
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