貞子vs伽椰子のレビュー・感想・評価
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個人的には結構いい、良いもん見せてもらったよ
タイトル通り他作品の同系種の幽霊の戦い。戦いと言っても呪う獲物は当然のことながら生きた人間です。物語のあらすじはとある理由でビデオ再生機が必要となり中古品ショップを訪れるも中には「呪いのビデオ」が入っており視聴し貞子呪い発動。同時期に引っ越してきた家族の娘が近所の小学生のいじめを発見し、「呪われた家」に入ってしまうのをみて、娘も入り伽倻子呪い発動。そんな2人の呪いを殺さし合わせることで相殺し、助かる望みにかけるが……
ホラーファンの自分としては結構好き。この日本ホラー界の双璧である怨霊を、ここまで呪いファイトを描いてくれるとはほんと嬉しい。あ、俊雄くんも良かったぜ!良い仕事してたよ
できればまたやってほしいぜ
中々怖かった…!
ホラゲ実況は見るんですけど実写はみないからかなり怖かったです!
ただ貞子井戸から出てきてない(最初)やんけとなった。
勇敢さに応援したかったのに生贄エンド…。
結局みんな死ぬんかーい!!
主題歌のせいで怖さなくなった。
個人的に究極のエンターテイメント作品
笑いあり、涙はないけど恐怖あり、見る人によってはトラウマになるかもしれない。 そんな映画。
原作と違って今回の貞子は非常に気が短い。一週間なんて待てない。2日(3日?)以内にダビングしないと襲いかかってくる。 自決も許しません。厳しすぎるよ貞子さん。
呪怨シリーズは初期の劇場版とTVシリーズをDVDで見ただけだけど相変わらずこちらも厳しいです。 家に不法侵入されたらいじめっ子だろうがいじめられっ子だろうが家族想いのお母さんだろうが問答無用で成敗してきます。
序盤から中盤にかけては割としっかりホラー映画やってる気するけど霊媒師コンビが出てきてからかなり作風が変わると思う。 シュールなコメディっぽくもあれば最後の対決は尺は短いけど個人的にはかなり熱い。
映画史上最高のドリームバトルはフレディvsジェイソンでもゴジラvsコングでもねぇ。貞子vs伽倻子だ。 どちらも海外進出してるのでハリウッド版リメイクも首長くして待ってます。←
しかし何処か自信を持って未視聴の方にこの映画を勧められないのは何故だろうか…笑
フレディvsジェイソン
都市伝説や「貞子」について大学で講義する森繁新一(甲本雅裕)。上野夏美(佐津川)は両親の結婚式が映ったビデオテープをDVDにコピーしてほしいと倉橋有里(山本)に頼む。さっそく、中古屋で600円のビデオデッキを購入したのだが、そのデッキの中に古めかしいテープが入っていた。夏美はその映像を真剣に見てしまったのだ。その頃、ショップ店員が死んだ。すぐに森繁に相談する2人。森繁は舞い上がるほど喜んで、「本物だとしたら2日後に死んでもいい」とまで言う。まずはすぐに診てもらえる霊能者・法柳(堂免一るこ)のもとへ・・・しかし、失敗。法柳と森繁は死んでしまう。人に渡せば呪いが解けると信じて、有里は夏美から直接ビデオテープを渡してもらうという作戦に出た。電話がかかってきた瞬間、ちゃらい常盤経蔵(安藤政信)が登場する。
女子高生・高木鈴花(玉城)は父親の都合で呪いの家の向かいに引っ越してきた。クラスメートから、向かいの家が幽霊屋敷だと聞いた鈴花。小学生4人がその屋敷に入ってしまう。そして行方不明。鈴花は小学生たちが気になり、夜中なのについ屋敷に忍び込み、悲鳴を聞いて両親も屋敷に入るが、両親はトシオと伽椰子によって呪い殺されてしまう。
化け物には化け物をぶつけろ!てな感じで、経蔵と珠緒は幽霊屋敷に向かう。
もう死亡時刻が迫ってくる中、夏美は森繁がDVDにダビングしたビデオをネットにアップロードして、「みんな死ねばいいのに」と厭世的、自暴自棄となる。そして自殺・・・
経蔵に教えられた通り、有里と鈴花が屋敷に入り、そこで鈴花は呪いのビデオを見る。相反する二つの呪いをぶつけてしまうのだ(笑)。
前半は真面目に作ってあるので、それなりに恐怖感を煽ってくるのだが、安藤政信が登場してからは、ちょっとギャグ要素が強くなる。まぁ、怖がらせるというより、お祭りなんだからしょうがないけど・・・
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劇場にて鑑賞。タイトルコール~お約束の砂嵐~ブルースクリーンのTV画面からの引きで室内を見せ、作品に放り込まれるファーストシーン。『リング』ベースで物語が進行し、『貞子feat.伽椰子』と云った態だと思ったら、エンドクレジットで「世界観監修」と云う欄に鈴木光司の名があった。上映中、アチラコチラで失笑が漏れるシーンが数回あったが、全篇本気で怖がらせようとしているのは伝わった。呆気に取られてる内に迎えるラストはやや難解だし、置き去りにされた伏線めいたのも存在する。ご贔屓の監督なので甘い目の採点。70/100点。
・『リング』シリーズ('98~)は、'95年のTVドラマから始まり、『貞子3D('12)』とタイトルを変えた続篇シリーズが作られた。一方、『呪怨』シリーズ('12~)は、『学校の怪談G('98)』と云うオムニバスTVドラマの短篇からスタートし、製作会社オズの倒産を持って、『呪怨 -ザ・ファイナル-('15)』が公開された。はっきり云ってしまえば、孰れの近作も食傷気味で余り歓迎出来無い仕上がりだった。そしてどちらのシリーズも海を渡ったハリウッドでリメイク版が数作ずつ作られたが、それもこの数年、新作は途絶えてしまっている。
進化し続けるJホラーと云うジャンルにおいて、監督は間違い無くトップランナーの一人だと思う。この手垢が附き過ぎた世界観の確立したヒットシリーズ2タイトルを、監督がどの様に掛け合わせるか興味を持った。だがよく考えると、幾ら嘗て食べ過ぎて厭き気味だった食材同士を、自分好みの腕の良いシェフが調理するとなると、諄くなる事はあったとしても、自分の舌に合わない不味い料理になる筈がない事に、鑑賞後気付かされ、相変わらず旺盛な監督のサービス精神が見せ付けられる内容となっていた。
・丁寧な導入部を始め、物語の整合性を保ち判り易さを優先する為か、二つのシリーズのお約束や設定が大きく変更されている。ごく短時間に圧縮された「呪いのビデオ」はなかなかフルサイズで観せず、最後は更に変化しているし、佐伯家に関しては、外観だけに留まらず間取り迄、微妙に変わっていた。ビデオを観た事による呪われた期間は極端に縮められ、甲本雅裕の“森繁新一”教授の自費出版本には四つの呪いの解き方が記されており、劇中、他にもあるかもしれないと発言していた。
・基本的な作りや展開は、『カルト('13)』での大まかなフォーマットを活かしつつ、登場する新しい「呪いのビデオ」は『ほんとにあった!呪いのビデオ the MOVIE('03)』内の映像を彷彿させ、他にも監督のフィルモグラフィーの断片がアチコチに散見出来た。亦、それなりの予算を持ったメジャー映画なので、普段、大人の事情で自らVFXを担当する事が多い監督が、本当に撮りたかったのはこんな画だったのかと感心した。
・監督によると、安藤政信の“常盤経蔵”と菊地麻衣の“珠緒”のキャラクター造形は手塚治虫の“ブラック・ジャック”と“ピノコ”のコンビを意識したと云う。確かに二人の衣裳や遣り取りにその原型を窺い知る事が出来る。登場した時から二人組だと云う暗示が、迎えるクライマックスで予想通りの顛末になっていた。ところで本作では、貞子のみが髪の毛で攻撃していたが、過去の『呪怨』シリーズ内では伽椰子も髪を使っていたと思うのだが、これもキャラクターを差別化する為の細かな変更点だろうか。
・“倉橋有里”の山本美月は普段の表情と対比した自らの運命と向き合う意思の強さが出てたし、“高木鈴花”の玉城ティナは今にも零れ落ちそな瞳が印象的だった。追い詰められ豹変する“上野夏美”の佐津川愛美も呆然自失の様が佳かった。手足がスラッと伸びた“貞子”の七海エリー、動きが少し変わった“伽椰子”の遠藤留奈、登場シ-ンの殆どは座位だった“俊雄”の芝本麟太郎と云う三人のキャストも一新されている。他にも監督ならではのキャラクターが味わい深かった。
・都市伝説やいじめと云う現代風のアレンジがなされた中、往年のビデオ画面を意識したノイズ雑じりの走査線が際立ったザラついた画質を大きなスクリーンで観るのも悪くなかった。エンドクレジットで流れる聖飢魔IIの主題歌「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」には主に『呪怨』系のアレヤコレヤがサンプリングされていた。
・元々'15年のエイプリルフールの企画から始まり、Twitter上で手を挙げた監督に白羽の矢が立ち実現した企画(ここら辺り迄はリアルタムで成り行きを眺めていた)。但し同じアイデアをユニバサールも持っており、共同で角川映画40周年記念作として完成に漕ぎ着けたらしい。
・鑑賞日:2016年6月18日(土)
これは間違いなく百合(怖さ控え目
人間サイドの演技力のなさが減点ポイント。
それはそうと百合ですよ。
冒頭から寄り添って居眠りしてる女子大生2人はかたや心中を望む百合で、かたや相手のためなら自分の命をかけられる百合ですからね…
貞子と伽椰子も仲良くなって融合したっぽいし、貞子にテレビに引きずり込まれたトシオ君も最終的には元気そうだったので和解できて良かったのかなと。
でもこれからネットにバラまかれた映像観た人を呪ってくのはいいんだけど、お母さんが貞子さんと行っちゃったらトシオ君おうちで一人きりなの寂しくない?一緒に行くのかな、でも呪いの家から出られないんじゃないの?ニャンニャン言うトシオ君がいたく気に入ってしまったので、彼のこれからがとても心配です。
融合したとは言え割合も貞子8:2伽椰子ぽいのでもうちょっとなんとかならんかなあと思います。
コワすぎの監督か・・・
映画館でも見ましたが、
そのときの感想は「なにこれ・・・」
で、amazonプライムで見られるようになったので、
もう一度見ました。
感想は「やっぱ、これおかしいだろ」
なんですが、
コワすぎの監督と言う紹介があったので、
あれー、そういうスタンスか~となってしまいました。
リングに関しては小説も読んでいるので、
この作品はなしだな~と思っていたんですが、
コワすぎ の系統の作品だと考えると、
これはこれでありな感じがしてしまいます。
ちょっと評価が難しいですね。
少なくともホラー作品としての評価は下の下。
ホラーコメディとしての評価としては、
中の上と言った感じです。
バケモノ対決
呪いのビデオが復活!
またしても興味本位で見てしまう…ただ…
見たくないと拒んだ方の女子が見てしまい呪われた。
助けるために祈祷師を訪ねお祓いを受けるがかなりの拷問。水攻めか!
霊の力が強く皆殺し。
生き残った女子2人の前に霊能力者のケイゾウと盲目の少女が現れた。
何だ!ブラックジャックとピノコだな。
呪われた家にとり憑く伽倻子とトシオ。
女子高生と貞子に呪われたユリを助けるため霊と霊をぶつけて退治する。
貞子vs伽倻子が実現した。
しかし失敗し更にパワーアップした霊が現れた。
ケイゾウはぶっ飛ばされ呆気なく死んだ。
残ったのは…ピノコもどき。
ってとこで終了。続けるつもりなのか?
これはホラーではない。
Jホラー界の二大スター、貞子と伽椰子が対決ということでワクワクしな...
Jホラー界の二大スター、貞子と伽椰子が対決ということでワクワクしながら観たけど、正直肩透かしだった。
結局貞子姐さんの貫禄勝ちというか、伽椰子の見せ場がなくて寂しかったし、小さくまとまった感じ。
予算が少なかったのかもだけど、最後は日本中が呪いで滅亡するくらいぶっ飛んだオチにしてほしかったかなー。
最終決戦…?
リングシリーズも呪怨シリーズも全て見てきたから、夢のコラボ!という感じがしてすごく楽しみにしてたから初日に劇場へ。
全体的な感想としては、ちょっとガッカリした。
貞子と伽椰子をぶつけると消滅するという考えはなるほどと思ったし、それを実行するまでの内容は面白かった。けど両者をぶつけたあと、よく分からない、それこそバケモノみたいなものになってしまうところがすごく残念だった。なんやこれ って思った。なんというか、監督さん自身も収拾がつかないことになったって分かってたんじゃないかな…もうどうしようもなくなったんやろうな…というのが感じられた。
今回の監督さんは清水さんでも中田さんでもなかったところがこういう結果になってしまった原因ではないか…とも思う。
個人的には、最初に大学の民俗学の講義で「呪いのビデオ」がテーマとして取り上げられてるのがすごく興味深かった。実際の民俗学の授業で取り上げられてもおかしくないテーマだと思う。というかむしろ取り上げてほしい。。
うーん
今までどちらの作品も
割と見てきたので、
予告を見た時に夢のコラボか!?
と思って見てみましたが、
うーーんとしか言えない...。
最初は面白くて引き込まれましたが
話が進んでいくうちに
雑になったというか、
リアリティに欠ける、そんな感じがしました。
傷の断面とか、頭突きされた時の顔とか
作り物感満載で、思わず
いやいや、ありえないでしょ(笑)
と笑いました。
オチがどうなるのかなあと思いましたが
まさかのでしたね。やっぱり
呪いは簡単には消せませんね(笑)
各々が劣化した姿で、雑
角川の映画だけど、雰囲気は東宝怪獣映画か?(笑)
呪いも7日掛かるところを2日に短縮してるし、お手軽感ばっちり。
タイトルは「貞子vs伽椰子」ではあるが「リング」の貞子とは書いていないし、「呪怨」の伽椰子とも書いてない。
私が勝手に勘違いしたのだと思った(笑)
要するにビデオを見たら呪いにくる貞子と言う名前の怪物が家に入ると殺しにくる伽椰子と言う名前の怪物と戦う…そう言う内容であると。
頭に浮かんだのは「キングコングvsゴジラ」不細工なキングコングと平たい顔のゴジラ。
今回の「貞子vs伽椰子」を見た瞬間から演出及びキャラクターの見た目が安っぽくて全然ダメな感じがした。
打ち上げ花火にしては湿気た内容で評価は最低にさせてもらいました。
あああ…‥。
タイトルで期待させて、真逆の展開とかありえないし。
谷村美月見たいだけの不純な動機だが、映画は真面目にみたよ?
監督がマズかったね?違う?
リアルから一寸づつズレていく怖さは気持ち悪いの一言に尽きる監督さんだと想うんですが。
元ネタアリの制約付きはパッとしないかと…‥
時代がズレて、形は変っても貞子と伽耶子に違いは無かったんですが。
それだけに残念でならんす。
風呂敷広げて全然畳めず!以上
「伽椰子はこうはいかないよ」‼
公開前のインスタを使ったPRなどからネタ映画だと思いましたが、期待以上の面白さでした。脚本が正統派かつ丁寧なもので良かったです。貞子は長い髪の毛と邪眼を武器にした能力者で、伽椰子母子はパワー型で得意技は跳躍して標的の首をへし折る事と、今までファンでなかった者でも分かりやすくて大変素敵なのですが、肝心のバトルが物足りないです。伽椰子が獲物を捕らえた後に高速で下がる習性は何かの虫みたいで何度観ても凄く良いし、俊雄がTVに吸い込まれたシーンは爆笑しました。皆の演技も良く、水責めは印象的でした。美少女の悲痛な叫びで終わるのも伊藤潤二的で素晴らしかったです。大学講師がビデオを観る時に「私は〇〇です。〇時〇分、今から呪いのビデオを観ます」という記録映像を撮れば良かったと思います。ラストは結果的に主人公を依り代としてしまったのかもしれないと納得のいくものでした。霊媒師・経蔵の「貞子!会いたかったぜ!」みたいなノリは大好きですが、すぐに気を失ってしまい連れの少女も腰を抜かしてしまうので、少女が小さな結界を張ったりして「お、ガキが意外に強い!」という展開があれば最後はもっと盛り上がったと思います。とは言え、強気な性格の盲目の霊感少女が腰を抜かしてしまうので、ハイブリッドの見た目ではなく放つ邪気がかつてない凄まじいものだという事が良く伝わり上手かったです。色々書きましたがそれは愛しているからで、存分に楽しめました!!
ホラーよりギャグ
ホラーとしては三流。
効果音と神出鬼没なとしお君で驚かせるくらい。
規制に触れないようにしているのかわからないが
グロシーンも抑えられているので「きゃあ!」ではなく
「うわっ」レベル。
教授と霊能者(ぽい?)がいいキャラしていて観客が
笑っていた。
そう絶叫どころか館内は笑いが起きていた。
気になったことは、ネット配信後と呪いの家の今後。
後日談としてはその2つのどちらかを持ってくるべきだったのに
最後に呪いのビデオを持ってくるところがよくわからない。監督が
残念だったなという感じ。
後半の畳み込みが凄まじい。そして冷めた点が一点…
見応えはあったが、昭和頃に心中したはずの伽倻子の自宅に電気が通っていて、ビデオデッキで呪いのビデオを見たことに疑問を覚えた。電気が通ってるはずない。
流れ的に致し方がないのはわかっているが、冷めた。
面白いです
どうせ引き分けだろと思ったら、そうなるのか!というラスト、それはそれで最高のラストだったが脚本がいいだけにヒロイン二人の下手くそな演技が気になった、それを除けば最高の映画です!
俊雄にも笑わせてもらったし(笑)
…………
見た気分に「VSのお約束」「混ぜるな危険」「私達結婚しました!」等々を色々と考えたのだけれども。
すべてネタバレになってしまうというジレンマ。
もう「ガルパンはいいぞ」みたいに「貞子VS伽椰子はいいぞ」としか言えない始末。それくらいこの映画のエンタメ度は群を抜いている。
ホラーとしても楽しめてギャグとしても楽しませてクライマックスにはちょっとしたスペクタクルもあるこの絶妙なバランスの良さはなんだ!
文句なしに楽しめる意味でハリウッドにも負けない今年注目のエンタティーメント映画になっていました。
しかし、ホラーのみ期待していた人には物足りないのかもしれない。
全52件中、1~20件目を表示