ザ・テロリストのレビュー・感想・評価
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おバカ映画の英雄ウーヴェ・ボル渾身、ケッサクのアクション作品!
ウーヴェ・ボル監督作品。 【ストーリー】 アメリカの田舎のオタクが、火力の高い火器とボディアーマーを買いこんで町を混乱にたたきおとす。 現場からは以上です! ウーヴェ・ボルといえば、知る人ぞ知るカルト監督です。 ゲーム原作の映像化が多い監督で、アメリカでは有名人。 ゲームファンからは「この人にだけは映画化してほしくない」と署名を集められ、ゲーム制作者からは「彼にだけは映像化させない」と声明を出されるほどの注目度。 なのに、どんどんA級の俳優を主演で使える。 どれだけ損を出しても妙に資金が集まってくる。 出演者たちにも不思議と好かれる。 それが僕らのウーヴェ・ボル。 こぼれ話になりますが、ドゥエイン・ジョンソン主演『ランペイジ 巨獣大乱闘』とこの『ザ・テロリスト』、どちらも原題が『Rampage』で、ポルったら怒って訴訟を検討しているとか声明出しちゃった。 まあ多分その後なんにも聞かないので、立ち消えになったんでしょう。それがいいよ。 ボル作品に親しんだ人は分かるでしょうけど、画面が安っぽくてストーリーが有るようで無く、そしてアクションが凡庸という、そらまあ売れませんわという評価も結果も納得の監督なんですが、この作品だけは見られます。 面白いなんて言わないし、誰にも薦めません。 が、この作品だけは、十分見られるんですよ、ウーヴェ・ボルなのに! と言った現場からの声をお伝えして、このレビューを閉じさせていただきます。
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