「母の老いと死」母よ、 Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
母の老いと死
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クリエイターとして働き、思春期の娘がいて、離婚していて、老いた母がいる。
そして、一人暮らしの母がだんだん年老いて病気になり、余命宣告をうける。
兄は仕事を辞めて母の面倒をみている。マルゲリータは目一杯になりながらも、仕事をしている。アメリカ人の調子がよいバリーにイライラしたり、スタッフに当たり散らしたりしている。
其処此処にマルゲリータの一生懸命で、真面目、でも人の事は知らない、という面が出ていて、まるで自分の事のように感じた。
教師として長年学び教え、生徒たちにとっても母のような存在だった母親の色々な影響、教えられたり、伝えられたりした事が、マルゲリータの身体の中でモヤモヤしている事を、一つ一つのシーンが伝えている。
身近な人が亡くなる事を身近に感じた。
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