劇場公開日 2016年6月25日

  • 予告編を見る

「白石映画です。しかし、スコセッシ映画にはなれない。」日本で一番悪い奴ら tさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5白石映画です。しかし、スコセッシ映画にはなれない。

tさん
2019年2月17日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

面白かった。白石監督曰く、グッドフェローズ感を出したかったとのこと。悪いことやりまくりで、だけど笑えるんだよね。そして爽快。バックからパンパンやってるところとかね笑。ブラックなギャグ満載。日本では悪い奴が高らかに笑うタイプの、不謹慎で最高に爽快な映画が少ない中でよく作ってくれたと思う。
それでも真面目だよなぁ白石監督。やはりどこか悪に染まりきれないところがあるんだろうなぁ。それはそれで好感はもてる。これは別にどちらが良いかの問題じゃなく、監督自身の作家性。それならそれで良い。
まず第一に、この映画、ドラッグ描写が悲惨すぎるよ。スコセッシなら、ドラッグ最高!シャブ最高!何が悪い?と描く。

t