劇場公開日 2016年6月25日

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「白石和彌監督の凶悪に続く「悪」映画」日本で一番悪い奴ら hasegawaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0白石和彌監督の凶悪に続く「悪」映画

2018年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

白石和彌監督は凶悪で初めて知った。暴力的で狂っているがそこにしっかりと人間ドラマを入れている素晴らしい作品を作る監督だなと思った。今作では凶悪に比べて人間ドラマの部分では欠けていたかもしれないが、映画を全体的にポップに描いていた。ユーモアが意外と多く笑えるシーンもあったので、全く退屈せず観れる作品だった。

綾野剛は僕の中で一番好きな日本の俳優。まさにカメレオン俳優という名が一番相応しい俳優だと思う。怒りでの体当たりな演技。そこのみにて光輝くの時の薄汚れた雰囲気、心の奥に闇を抱えているような人物像をとても上手く、ナチュラルに醸し出していた。また、コウノドリというドラマでは180度違う人生を美しく演じきっている。 僕の中で今作は素晴らしい綾野剛の代表作だと思う。

hasegawa