ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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オープニングの音楽♪
おもわずリズムをとってしまうオープニングの音楽。
そういえば先日、エンニオ・モリコーネがこの映画でアカデミー賞の作曲賞をとっていたのを思い出しました。
黒人の人種差別ネタが鼻についてしまい途中寝そうになってしまいました。
タランティーノ映画によく出てくる役者勢揃いでしたが脚本が悪いのか非常に残念な出来に・・・。
暴力描写はよかったです。
58点。
That's エンターテイメント
良質のエンターテイメント。
性急な展開の映画が多い中、十二分に楽しませてくれる。予想以上に面白かった。えげつない描写と最期?がよくわからないにも拘らず気持ちよく映画館を出た。
人種、国籍、社会的立場、経歴、政治。対立軸を何層にも設けて山小屋の一夜にぶち込んだ名作。
前半が長い…。
とにかく長い。スティーブンキングの小説みたい。タランティーノらしいと言えばそれまでだけどもう少し短く出来ないか…。
70mm上映は休憩付きらしいからそれは無理だな、きっと。けど、70mmでみたいな〜。大雪原と洋裁店と馬車。絵面揃いすぎ。
後半、毒盛られてからの展開が前半に比べて目まぐるしくたたみかけて一気に結末に。ばっこんばっこんエグいシーンも登場して楽しさ倍増。西部劇で皆拳銃持ちだからドキドキだし。皆平等、的な結末もグッド。
いま現代のアメリカの病巣のモトがここに?
面白かった!
週末興行ランキングでは、「黒崎くん~」が首位で、「ヘイトフル・エイト」が10位、何でやねん‼ …いや、分かる気がするな。これ、メチャクチャだもん(笑)。女子供は見ちゃいけない。デートで来るな、酷い目に遭う。
三谷幸喜っぽい、といえば言いえて妙で、良くできた一幕物の舞台劇、シチュエーションコメディーです小台詞メインの騙しあい、細かい伏線の見事な(強引な)回収、名人芸の域だなあ、と思ってたら、最後いきなりタランティーノ そのもののメチャクチャな銃撃戦!
だけどね、それだけじゃないんだ。抜かりなく。
時代は、南北戦争が終わったばかり。
黒人やメキシカンへの抜きがたい差別と敵愾心、負けた南部の根強い怨念、理想も民主主義もどこへやら、暴力が幅を効かせる社会のどーしようもなさ、今に続くアメリカという国の病巣が、あからさまに描かれていて、でも、そこに出てくる「リンカーンからの手紙」という小道具の泣いちゃうほどの効果。
タランティーノやるなあ、ただの映画バカじゃないな、って感動します。トランプとヒラリーにいまこれ見せたいな(見てるかな、見てないだろうな)。
暴力ダメな人は、この映画は止めたほうがいい。ある意味、劇薬。10位で、妥当か。
さすがQT作品。
昼間の上映回。
私を含め22名。私と中年カップル1組以外19名は明らかに後期高齢者。
上映中のみなさんの体調が心配でしたが、咳込む人は数人いたものの、途中トイレで席を外したのは僅か一名でした。
コレ、どういうことか分かりますか?
そうです。それだけ優秀な作品だということです(笑)
QT恐るべし。
さすがというかなんというか、謎解きとか、密室のサスペンスと思いきや...
さすがというかなんというか、謎解きとか、密室のサスペンスと思いきや、タランティーノ独特の世界観MAXだった気がスルー。殺し方とか、えぐいし。容赦なく救いようがない感じ。まぁ、嫌いじゃないけどね。
タランティーノ史上最高!
グロさ的な意味で笑。
雪山のロッジに閉じ込められた8人の曲者たちが織りなす密室ミステリー。
このキャッチコピーとタランティーノのネームバリュー、The Heavyの「Same Ol'」の重厚なエイトビートをリピートした予告編を見て、とても楽しみにしていた今作品。
密室ものとあってもちろんレザボア的な作品を期待したし、サミュエルの叔父貴が出ることでもう最高にファッキンな映画に違いないと速攻公開初日に観に行った笑。
雪山で馬をなくした元軍人の賞金稼ぎマーキスウォーレンを中心に訳ありの人物が徐々に増えていくストーリー展開。
まさかのロッジに着くまでの尺を1時間近く取る濃厚さの上に雪山を駆ける馬車の中での濃いぃ人物紹介。お得意の無駄話のように聞こえる「やつはあの「絞首人」のジョンルースだ」や「マニックスというのは黒人殺しの強奪団だ」などの各人の残虐性を強調する話が盛りだくさん。
そしてロッジに着き、8人の役者が揃い、それぞれがそれぞれの話を披露し、夕食を終えてからおもむろに動き出すウォーレン。
もうここのサミュエル叔父貴のカメラ目線かつどアップの長口上!ゾクゾクしたぁ!すげぇ悪そうな顔してものすごい残虐なことを楽しげに語る!!この狂いっぷり!!このシーンがこの作品のピークです!!これを見るためにもう一度見たいレベル!!笑
つまりは期待以上だった。
笑えるほどの吐血の量!ショットガンでもないただの拳銃で破裂する頭!銃撃を受け、瀕死の人間を首吊りで殺す残虐さ!!
ハリウッドの名の知れた映画監督がこんだけ振り切った残酷な作品を作れるのかと驚いた笑。
あとモブレー演じるティムロスとマニックス演じるウォルトンゴギンズの演技の過剰さとクセの強さがすごい良かった笑。
だから逆に言えば見せ場は残虐なシーンばかり。タランティーノ映画観に行くくらいの人だからそういうのは平気だと思うけど密室ミステリーを期待して見に来た人たちはなんだこのクソ映画は!ってなると思う。自分はレザボアとパルプしか知らないけどある程度はタランティーノを知っているのでまあ綺麗な終わり方はしないんだろうなと思って観ていたから充分楽しめた笑。
差別用語、出血、無駄話の長さ笑。どれをとっても過去最高なファッキン残虐ムービー!絶賛するような内容ではないけどぶっ飛んでて最高だった!
2016年02月27日(土)1回目@MOVIXさいたま
2017年01月07日(土)2回目@渋谷アップリンク
ベストではない
シネクイント20:15の回。帰りの電車で前に座ってる女性がヘイトフルエイトのパンフを読んでる。一人で観に来てる人が多かった。女性のほうが多いくらい。タランティーノ好きな女の人いいなあ。8人で観たくはない。8回は観たくはないかなぁ。第2章でまるまる寝てしまって重要なとこ見逃したと思う(´Д` ) だからあんまりノれなかったのかなあ。でもタランティーノ好きなので、ヘイトフルエイトについてツイッターなどでわいわい褒めてる声を聞くのは楽しい。ニヤニヤしながら読んでる。シャレのわかる人にしか薦められない映画。
山小屋版レザボアドッグス
相変わらずサミュエル・L・ジャクソンの語り口は面白い。
レザボアドッグス + パルプフィクションという様な感じか。
テイタムがいつ出てくるんだろうと思ってたら、なるほどな〜。
結構長いけど中だるみせず観ていられた。
R18だけあって、結構グロいシーンはある。
話が加速しだしたらフル回転
評判や感想などを見ずに鑑賞して良かった。最高に楽しめた!
冒頭の雪山、キリスト、タイトルの出し方、曲、全てが何やら始まるぞ感があって、とても好きです。
白い馬、黒い馬も象徴的でドキドキしました。
会話劇という言葉があるのかは知りませんが、お喋りなくらいの会話と相手の心の探り合いも堪らない♪
注:結構グロい描写あります
(血しぶきブッシャーー!何故か笑っちゃいましたけどw)
やっぱりの面白さ!
後半の盛り上がりといいやっぱりタランティーノ節炸裂です(^^)dチャニングテイタムが出ているけどチラシなどには名前が載ってないしどうなんだろうと思っていたけどまさかの出番ですね♪最近は尺が長くなりつつあるけど次の映画も長くなるのかなぁ?楽しみです!
確信犯的なやり過ぎ演出には只々脱帽です
特殊効果にジョンダイクストラがクレジットされており、KNB社のクレジットも…。SF映画やホラー映画でよく目にする顔触れからも、この映画の拘りが見え隠れする。最近、映像表現の仕方も、一頃に比べると緩和されてきているのか、毒が登場するクライマックス辺りから怒濤のやり過ぎ演出から物語の核心に迫っていく。タランティーノ監督らしい時系列が前後する辺りや、既定路線には収まらない独特さも見て取れるが、ストーリーはともかく、表現が凄すぎるので、付き合い始めたばかりのカップルでの鑑賞はオススメ出来ない。ホラーとかグロ系要素が多分に含まれる作品。
タランティーノさん
初めて観ましたタランティーノ作品。
結論から言うと私は好きじゃない。
後半の疾走感はよかったし、
ネタバラシの章では
「なるほどー!」と感心したのですが、
何せ前半が長かった…。
差別、バイオレンス、男性器丸出しなど
R18要素盛りだくさん。
自分はグロ系好きだと思ってたんですが、
この映画で自分の甘さを知りました。(笑)
前半の緩さがある分
後半の詰め込み感ハンパないです。
レビューを見たところ、
タランティーノファンの方は絶賛なので
新参者の私が甘かったとしか言えません。
後半が評価の分け目。
正に「タランティーノ」風味全開の西部劇に仕上がった一本。
168分の尺にビビりながらの鑑賞だったが、会話劇、視点切替などお馴染み要素を盛り込んで全く長さを感じさせなかったのは本当に見事、本当に裏切らない監督。
芸達者を集めた俳優陣の見事な演技に引き込まれ、そんな役者の無駄遣いにニヤニヤさせられたり。
意地悪さは相変わらず顕在、この「紙一重の悪趣味」が自分がタランティーノ作品を愛する理由なんだなと改めて実感した。
ただ1つ残念な所は。
「話も仕掛けも評判を裏切り、それを踏まえた上以上にに単純だった」
ドキドキしながら冒頭から人数を数え…9人いるぞ?というところから始まり。
そんな9人の複雑に絡む思惑と化かしあいを期待して迎えた中盤からの流れが、ネタの割れてからの終盤が…
「8」の必然性と知性がいきなり無くなり、とても勿体無く感じてしまった。
化かしあいで最後まで通すか、最初からお祭りにするか、どちらを撮ってもタランティーノ監督なら面白くするのに。
まぁこの半端感もらしいと言えばらしいのだけれど。
観て損は絶対無し、ただし宣伝・煽りに過大な期待は禁物な作品。
前半→無駄話!後半→一気に加速!
完全に好き嫌いが大きく分かれる作品だと思う。と言うかタランティーノ監督だからお得意の技が好きか嫌いかと言うこと。まず、OPから心は一気に掴まれた。70ミリフィルムで撮影された映像と音楽の雰囲気。これから何かが起こると思わせる描写はさすが。と思いきやここからながーーい無駄話がダラダラと続く。本当に長い。途中でチャプターとして章と題名が入るのはすごくいい。そして突然、話が一気に動いたところからは完全に見入ってしまう。一気にサスペンス、ミステリー感が増す。時系列を崩したり観客をもて遊んでいる。後半は血の嵐でおっさんたちの会話が嘘でできてる。嘘の先にあるのも嘘で真実などない。社会的テーマとして差別というのもある。確実に日本じゃ作れないし無理だと思う。R18というのもわかる。なんかすごいものを見せられた気がする。
ひどい黒人差別やメキシコ人差別などの表現、 殺した男女を井戸に投げ込む、 女性を平気で殴打する、 その他暴力シーンや惨殺シーンや残酷シーンが満載
Movix堺で映画「ヘイトフルエイト」(The Hateful Eight)を見た。
劇場公開日 2016年2月27日
2015年製作/168分/R18+/アメリカ
原題:The Hateful Eight
配給:ギャガ
サミュエル・L・ジャクソン
ジェニファー・ジェイソン・リー
カート・ラッセル
ティム・ロス
マイケル・マドセン
クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作
8人の男女が大雪に閉ざされた紳士服飾店に集う。
そこで巻き起こる毒殺事件や
殺人事件にまつわるミステリー・サスペンス作品である。
誰が誰を何のために殺すのか。
日本で言うなら三谷幸喜が得意とするような会話劇だろうか。
道中の馬車の中や物語の舞台である紳士服飾店で
登場人物たちの会話が延々と続く。
上映時間は3時間弱、168分と短くない。
途中で少し眠くなった。
映倫区分はR18+。
ひどい黒人差別やメキシコ人差別などの表現、
殺した男女を井戸に投げ込む、
女性を平気で殴打する、
その他暴力シーンや惨殺シーンや残酷シーンが満載
なことがその理由だろう。
仮に日本でこれを撮っても上映できないような気がする。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
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