ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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もう1回観たくなる作品だけど
予告編とイメージが違った。長いなぁ。犯人というか、オチというか、がわかってからもう1回観たくなる作品だけど、90分くらいにまとめてくれたらいいなぁ。
心理戦が面白い
めっちゃおもしろかった。後半一気に動くけど、むしろ前半の心理戦が面白かった。
賞金稼ぎの細心さ故の駆け引き、正義感、人情味とか複雑な人間性が面白い。
長く感じるかな?と心配したが、あっという間に見終わりました。
想像してたのとは全然違った 見たことは後悔してないが 衝撃的なシー...
想像してたのとは全然違った
見たことは後悔してないが
衝撃的なシーンが多々あり
今自分がどんな気持ちなのか
わからなくなった
私的には自称保安官のクリスが
一番魅力的な登場人物だ
密室ミステリー?
というキャッチはあんまりしっくりこないような。
レザボアみたいな感じです。
一般教養程度の南北戦争の知識があれば楽しめますが、
本当の面白さは、アメリカで生まれ育ったアメリカ人じゃないと
わからないような気がします。
にしてもおなじみの役者がまた良いですね。
バコバコ打ちまくってドバドバ血吹きまくりのあたりは
いつも通り愉快でした。
タランティーノ熟成期か
三時間…映画愛、とりもなおさず己の映画への愛が強い方だから、切れないんだなぁ…でも好きだから行こ!、こんな感じで鑑賞してみましたが、良かった!
初期のテイストに中期の良い意味の冗長、そして一旦の完成期。そんな内容の三時間。
ストーリーテラーでトリックスター、ほんとにそんな感じの三時間でした。
過剰さが押し寄せる
『デス・プルーフ』と『イングロリアス・バスターズ』は文句なしに大傑作だと思っているんですけど、これはどうかなぁ・・・
いやぁ、タランティーノ監督らしく、なんとも画面に映し出される過剰さは半端ないんですよ。その過剰さが『デス・プルーフ』では爽快に変わり、『イングロリアス・バスターズ』では緊張と興奮に変わっていったのですが、今回はやや食傷気味にさせられたっていうかね。
ヘイトフルな8人がのっそのっそと歩き回り、シチューを喰らい、つば飛ばして喚きあってるのを見てると、なんというか、「あ、熊だ」とか訳の分からない思いつきが出てきましたよ・・・ うん、「熊」というどうにも制御できない、しかし生命力そのものの(自分の中での)象徴を連想してしまう感じで、まぁ、そういう「熊」が狭い檻に入れられてぶつかり合ってるっていうね・・・
こう書いていると、それこそがこの画面で伝えようと意図していたものなのでしょうし、その意味では実に成功した画面作りなのでしょうけれども、やっぱりちょっと食傷気味で、食べ疲れた感じがしてしまいました・・・
思うに、皆、服、着込みすぎなんですよね。それがなんか窮屈な感じがして、こっちまで息苦しくなるっていうかね。ま、極寒だからしょうがないんですけどね。
実はちょっと自分の体調が完全ではない状態で見たのですけど、それが悪かったかもしれませんね・・・
これから見る方は、ぜひ体調万全で臨まれると良いと思いますよ。胃にきますので、はい。
あ、それと、チャニング・テイタムですが、これまでちゃんと観たことなかったんですよね。それで勝手にイメージだけで、なんかマッチョなだけな人だと決めつけていたんですが、今回、初めてまともに見たんですが、結構、良かったです。なんというか悪さの色気がありましたね。
裏切りの八悪人(映画秘宝より)
ウルトラ・パナビジョン70ってのがどんなのだかよくわからないけど、タランティーノが暴れてます。雪原でアレが丸出しだったり、頭が吹っ飛んだり。なかなか楽しいです。映画秘宝の頭の「裏切りの八悪人」ってポスター風のページも最高です。ラッセル+雪原+床下ってくると、やっぱり遊星からの物体Xですね。
まあまあだった
カート・ラッセルを狙っているというのだが、いくらでも殺すチャンスがあったと思うし、衣料品店の人を皆殺しにする必要があったのだろうかとか、いろいろ腑に落ちない。ドラマの無理な展開に登場人物をはめ込んでいるせいで、人間性が犠牲になってしまっていた。魅力的なキャラクターがいなかった。特に前から感じているのだが、女性の表現が気持ち悪い。
ほぼ会話劇で、映像的に退屈なところがあった。
密室劇と言う割にあまり閉塞感がなかったのはよかった。
100分くらいでよかったのではないだろうか。長いのを覚悟していたせいかそれほど長さが苦痛ではなかったのだが、やっぱり短い方が面白いと思う。タランティーノ監督作品は全部見ているけど一番つまらなかった。そうは言っても楽しみにしていたので見れて良かった。
オープニングの音楽♪
おもわずリズムをとってしまうオープニングの音楽。
そういえば先日、エンニオ・モリコーネがこの映画でアカデミー賞の作曲賞をとっていたのを思い出しました。
黒人の人種差別ネタが鼻についてしまい途中寝そうになってしまいました。
タランティーノ映画によく出てくる役者勢揃いでしたが脚本が悪いのか非常に残念な出来に・・・。
暴力描写はよかったです。
58点。
ギリギリのフェアネス
すっごく面白かった。
悪タレばかりで、逆に安心して観てられる。お前、ソコ撃たれてもしょーがないよな、という感じがいい。
首吊り人の流儀がいい。
罪人を裁くのはオレじゃない。オレは生きたまま連れて行くだけ。あらくれ者のギリギリのフェアネス。
海千山千なはずの首吊り人が手紙を信じてたのもいい。
性善説なんて通用しない世界で、あんなの信じるなんて甘くてバカでダサくてオボコい。笑われてツバ吐かれて当然だ。
でも最後、二人がウソと分かっていて手紙を読み返すところが凄くいい。バカな首吊り人が信じたかったものをバカにしないで終わるのがいい。対立していたはずの二人が「信じるのも悪くないよな」と共鳴して終わるのもいい。
ちょっとシンミリした感想になったが、映画自体はそんなシンミリをぶっ飛ばす仕上がりで、大変楽しかった。
グワっと佳境になだれこむカタルシス。最高だった。
That's エンターテイメント
良質のエンターテイメント。
性急な展開の映画が多い中、十二分に楽しませてくれる。予想以上に面白かった。えげつない描写と最期?がよくわからないにも拘らず気持ちよく映画館を出た。
人種、国籍、社会的立場、経歴、政治。対立軸を何層にも設けて山小屋の一夜にぶち込んだ名作。
前半が長い…。
とにかく長い。スティーブンキングの小説みたい。タランティーノらしいと言えばそれまでだけどもう少し短く出来ないか…。
70mm上映は休憩付きらしいからそれは無理だな、きっと。けど、70mmでみたいな〜。大雪原と洋裁店と馬車。絵面揃いすぎ。
後半、毒盛られてからの展開が前半に比べて目まぐるしくたたみかけて一気に結末に。ばっこんばっこんエグいシーンも登場して楽しさ倍増。西部劇で皆拳銃持ちだからドキドキだし。皆平等、的な結末もグッド。
いま現代のアメリカの病巣のモトがここに?
面白かった!
週末興行ランキングでは、「黒崎くん~」が首位で、「ヘイトフル・エイト」が10位、何でやねん‼ …いや、分かる気がするな。これ、メチャクチャだもん(笑)。女子供は見ちゃいけない。デートで来るな、酷い目に遭う。
三谷幸喜っぽい、といえば言いえて妙で、良くできた一幕物の舞台劇、シチュエーションコメディーです小台詞メインの騙しあい、細かい伏線の見事な(強引な)回収、名人芸の域だなあ、と思ってたら、最後いきなりタランティーノ そのもののメチャクチャな銃撃戦!
だけどね、それだけじゃないんだ。抜かりなく。
時代は、南北戦争が終わったばかり。
黒人やメキシカンへの抜きがたい差別と敵愾心、負けた南部の根強い怨念、理想も民主主義もどこへやら、暴力が幅を効かせる社会のどーしようもなさ、今に続くアメリカという国の病巣が、あからさまに描かれていて、でも、そこに出てくる「リンカーンからの手紙」という小道具の泣いちゃうほどの効果。
タランティーノやるなあ、ただの映画バカじゃないな、って感動します。トランプとヒラリーにいまこれ見せたいな(見てるかな、見てないだろうな)。
暴力ダメな人は、この映画は止めたほうがいい。ある意味、劇薬。10位で、妥当か。
さすがQT作品。
昼間の上映回。
私を含め22名。私と中年カップル1組以外19名は明らかに後期高齢者。
上映中のみなさんの体調が心配でしたが、咳込む人は数人いたものの、途中トイレで席を外したのは僅か一名でした。
コレ、どういうことか分かりますか?
そうです。それだけ優秀な作品だということです(笑)
QT恐るべし。
さすがというかなんというか、謎解きとか、密室のサスペンスと思いきや...
さすがというかなんというか、謎解きとか、密室のサスペンスと思いきや、タランティーノ独特の世界観MAXだった気がスルー。殺し方とか、えぐいし。容赦なく救いようがない感じ。まぁ、嫌いじゃないけどね。
やっぱりあんまりだったな・・・
どんな結末が待ってるのかと期待しましたが、どうって事無い終わり方でした。
最後は意外な2人が組みましたね!
タランティーノ史上最高!
グロさ的な意味で笑。
雪山のロッジに閉じ込められた8人の曲者たちが織りなす密室ミステリー。
このキャッチコピーとタランティーノのネームバリュー、The Heavyの「Same Ol'」の重厚なエイトビートをリピートした予告編を見て、とても楽しみにしていた今作品。
密室ものとあってもちろんレザボア的な作品を期待したし、サミュエルの叔父貴が出ることでもう最高にファッキンな映画に違いないと速攻公開初日に観に行った笑。
雪山で馬をなくした元軍人の賞金稼ぎマーキスウォーレンを中心に訳ありの人物が徐々に増えていくストーリー展開。
まさかのロッジに着くまでの尺を1時間近く取る濃厚さの上に雪山を駆ける馬車の中での濃いぃ人物紹介。お得意の無駄話のように聞こえる「やつはあの「絞首人」のジョンルースだ」や「マニックスというのは黒人殺しの強奪団だ」などの各人の残虐性を強調する話が盛りだくさん。
そしてロッジに着き、8人の役者が揃い、それぞれがそれぞれの話を披露し、夕食を終えてからおもむろに動き出すウォーレン。
もうここのサミュエル叔父貴のカメラ目線かつどアップの長口上!ゾクゾクしたぁ!すげぇ悪そうな顔してものすごい残虐なことを楽しげに語る!!この狂いっぷり!!このシーンがこの作品のピークです!!これを見るためにもう一度見たいレベル!!笑
つまりは期待以上だった。
笑えるほどの吐血の量!ショットガンでもないただの拳銃で破裂する頭!銃撃を受け、瀕死の人間を首吊りで殺す残虐さ!!
ハリウッドの名の知れた映画監督がこんだけ振り切った残酷な作品を作れるのかと驚いた笑。
あとモブレー演じるティムロスとマニックス演じるウォルトンゴギンズの演技の過剰さとクセの強さがすごい良かった笑。
だから逆に言えば見せ場は残虐なシーンばかり。タランティーノ映画観に行くくらいの人だからそういうのは平気だと思うけど密室ミステリーを期待して見に来た人たちはなんだこのクソ映画は!ってなると思う。自分はレザボアとパルプしか知らないけどある程度はタランティーノを知っているのでまあ綺麗な終わり方はしないんだろうなと思って観ていたから充分楽しめた笑。
差別用語、出血、無駄話の長さ笑。どれをとっても過去最高なファッキン残虐ムービー!絶賛するような内容ではないけどぶっ飛んでて最高だった!
2016年02月27日(土)1回目@MOVIXさいたま
2017年01月07日(土)2回目@渋谷アップリンク
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