SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁のレビュー・感想・評価
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どちらが夢か?
時系列では前回のドラマ最終回からの続き。
飛行機に乗せられて降ろされるまでのわずかな時間に、シャーロックが「記憶の迷宮」に入り込む…という設定。
薬を使ってぶっ飛んでる間に、ビクトリア時代のロンドンで活躍している自分達を体験しているのだが、そのビクトリア時代でもシャーロックは薬で瞑想して現代に意識が飛ぶという設定なので、「どちらが夢で現実なのか?」という古典的SFの手法をとり、「カンバーバッチ版のシャーロックが原作に忠実な時代にいたら?」という観客の夢をうまい具合に実現化しているのである。
ま、いわゆるコスプレですね。ファンの欲求を満たしてくれます。
マイクロフトがデブだったり、秘密クラブでの手話のやり取り、お馴染みの大家さんとの丁々発止のやり取りなどで楽しませてくれます。
花嫁~自体の種明かしは大したことないので、確実にドラマファンじゃないとつまらないでしょうねえ。
ドラマスペシャル。
劇場で以前から宣伝されていたので、え?今年は映画になったの?
と思ったら、やはりTVドラマのスペシャル版だった。なんだと~
本国イギリスとアメリカで2016年元日に放送されたというじゃない。
じゃあ今年は日本でTV公開はしないのかしら…?いやいやきっと
そのうちやりそうだな。とりあえずファンは逸早く劇場で観られる。
SHERLOCKといえば現代のはずなのに、なぜか今回は1895年。何で?
と思いながら観ていくと…まぁ!しっかりその謎も解ける仕組みに。
ただどうだろう、TV版を見ていなくても話は理解できると思うが
各々の設定や特異な人物像などは知っていた方が笑える場面が多い。
後半の特典映像(これがけっこう長い^^;)で、拘りのセットや小物の
解説をしてくれるのでマニアには面白い。でもやはり全体を通して
「スペシャルドラマ」と思える作りでこれをNHKから劇場版にして
鑑賞料金ふんだくる(すいません言葉が悪くて)というのもどうなの。
(カンバーバッチとフリーマン、名コンビの活躍はまだまだ続きそう)
ゲームの始まり
この映画はもともとBBC製作の海外ドラマ「SHERLOCK」が、舞台をヴィクトリア時代に設定した物語。よって、シリーズものでありドラマを観ていない人は、事前に予習をする必要がある。
設定としては真新しいが、シーズン3の最後の続きも描かれているため鑑賞するか否かは判断すべきだ。例えば、ファンとしてはピンとこないといけない「MISS ME」という言葉が言えるだろう。
ここからは映画自体の評価をする。
キャストは「イミテーションゲーム」や「スタートレック イントゥダークネス」のベネディクトカンバーバッチと「ホビット」シリーズのマーティンフリーマンがコンビとして登場。人気のある二人が登場するのはファンからみるとこれ以上のことはないだろう。
そして特徴的な音楽は、演技と映像に絶妙なバランスで彩っていた。
また、ドラマでもみられるテクニカルな映像技術は、今回の映画では少し控えめに感じた。時代背景に合わせたのだと推測する。
この映画とは別に、前後でセットのこだわりや、メイキング映像を設け、ファンにとってはまたまた嬉しい作りとなっている。
私はこのドラマのファンだが、内容的には興味深い作品となっているため、上映終了間近だが気になる人は映画館に足を運んでもいいかもしれない。
最後に一つ言えることは、新しい物語《ゲーム》が始まったということだ!シリーズの続きが放映されるのもそう遠くないように感じる。
もちろん、映画ではない。
まずこれは映画ではありません。BBCがテレビで放映したスペシャル版のドラマを、映画館で観せただけだから。もともと映画として作ってないから。それが分かってないと、幻滅するのは当たり前。シーズン3まで観ていないと、全く理解できない代物のはず。これは、宣伝が悪い。日本公開まで時間があったのだから、「ドラマを見てから観に行こう」くらい、伝えてと思う。
で、BBCドラマのシャーロックが大好きで、このスペシャル版もUK版DVDで買って先に観ていた私は、日本語字幕がついて大画面で観られて、大変満足です。星5つじゃないのは、前述したように、映画としては不合格だから。
んーまーそれなり
内容はともかく、またシャーロックに
会えたことが良かった。
寝不足で行ったので、何回も欠伸が
出てしまったけど、イギリスを
感じられたので良かった。
シャーロックやイギリスに興味が無い
人には確かに退屈をする映画かも知れ
ないが、私はこの映画を観られて良か
ったと思います。
ストーリーはいまひとつ…。
基本はシリーズのファン向き。恐ろしくも切ない真実。
【賛否両論チェック】
賛:奇怪で難解な事件を、冷静沈着に解決に導いていくホームズがカッコイイ。驚愕の真実にも、怖さや切なさが残る。
否:事件がホラーチックなので、苦手な人には向かないかも。中盤からの展開も、やや好みが分かれそう。
メイキングなんかが付いているので、予備知識があった方が楽しめそうですが、最悪なくても大丈夫そうです。
身の毛もよだつような“死者による殺人”という事件を前に、極めて冷静に真相を追い求めるホームズの姿が、とてもカッコイイです。そして、辿り着いた真相にも、ある意味ゾッとするようで、切ないようで、驚かされます。ホームズが言う、
「これは負けるべき戦いだ。」
という言葉にも、深いものがあります。
あまり言うとネタバレになってしまいますが、過去と現代がリンクする感じの展開なので、その辺りは好みが分かれそうなところです。
結構ホラーテイストな事件なので、苦手でない人であれば、是非観てみて下さい。
TVシリーズが気になっていたので鑑賞。 ミステリーとしてはみてしま...
TVシリーズが気になっていたので鑑賞。
ミステリーとしてはみてしまったからか、物足りなかった。
TVシリーズのSPドラマとしてならありなのかな?
ドラマを見た人には最高の映画
タイトルの通りドラマを全部見ている人からするとちゃんと話がつながっているので最高の映画でした。ですが、自分が見た時に後ろの席に座っている人達が話していたのですが、ドラマを全く見ずにダウニーjrが演じたシャーロックホームズだけを見てこの映画を見て全く内容を理解出来なかったと話していたのを聞いたので、この映画を見る時は、その前にドラマを全部見ることをオススメします
これこそパンフレットは作ろうよ…
ドラマ未見で挑んで、「ドラマも観てみたい!」と思わせた点で勝ちの一本。
そもそもがテレビのドラマSPなので、重箱の隅をつつくことはしないが。
初見の人間にもちゃんと解って楽しめる作劇は見事だと思う。
何よりも自分の中でいまいち理解がしがたかったカンババ人気を見直せたのが大きいな。
ただ、パンフレットが「作成なし」だったのは非常に残念だった。
ニッチな作品や、こうした企画モノこそ宣伝もかねて資料としてパンフを作るべきだと思うのだが。
映画馬鹿は作品さえ気に入れば、必ず買って帰るのだから。
むしろマニアな分だけ余計にたちが悪いのだから。
ともあれ角川はどうしてこんなにドラマブルーレイを高くするんだろう、と財布とにらめっこさせる作品。
「忌まわしき花嫁」を観て・・
花嫁の殺人のトリックが解って、面白かった。タイムトラベルしたり、夢の中に行ったり奇抜なアイデアが斬新・・19世紀の世界に雰囲気があっていい。過去の作品やテレビドラマを観てみたい・・
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