SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁のレビュー・感想・評価
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これはファンディスク
単体で見るものではない。ドラマを見てこそ!
ちゃんとその旨を説明しないから変なことになってるだけで、ファンならこれは!と思う場面もあるし、過去と現代を行き来するストーリーも粋ではある。
劇場公開を決めたのは誰だ
もともと本作は英国ではテレビで放送したスペシャルドラマだ。だからこれを映画として評論するのは妥当ではない。悪いのはそれを何故か劇場公開した阿呆だ。テレビシリーズの番外編で連作の一部であり、単体では成立していないのにこれだけ劇場公開するとか正気の沙汰ではない。
内容としては面白いが、シリーズの知識が前提になっている点や夢オチである点など、映画として捉えると評価が下がってしまう。
番外編
現代に蘇らせたシャーロックの設定を、過去に逆輸入。現代の死んでいるモリアーティが復活したトリックを、過去の未解決事件からヒントを得ようとするお話です。
DNAなどの科学捜査がない過去の事件はオカルト的な描かれ方ですが、素人でも予想出来る範囲で、大したことありません。
TVシリーズを観ていないと訳分からないと思います。
新シリーズへの繋ぎですね。
"Fear is wisdom in the face of danger."
ファン向けTVスペシャル
ベネディクト・カンバーバッチの出世作となった英人気TVシリーズの特別編。
2月の劇場公開から僅か3ヶ月でNHK-BSでプレミア放送。
元々本国イギリスやアメリカではTV放送だったけど、日本では特別に劇場公開されたってだけだし。
あまり海外ドラマは見ないが、こちらは興味そそられたものの、結局見ず。
21世紀で活躍するホームズとワトソンを、19世紀に舞台を移し、本来風でTVシリーズ未見でも見れるだろうと軽い気持ちで鑑賞。
ロンドンの街をさまようある花嫁の幽霊。その謎に迫るホームズとワトソン。
本格ミステリーを期待させるストーリーだが、う~ん、何だか今一つ…。
挙げ句の果てに、○オチって…。
カンバーバッチとマーティン・フリーマンの快演だけが見所。
それ以外のキャラや関係性は説明ゼロ。一見さんお断り。
ファンムービー…いや、TVスペシャル。
どちらが夢か?
時系列では前回のドラマ最終回からの続き。
飛行機に乗せられて降ろされるまでのわずかな時間に、シャーロックが「記憶の迷宮」に入り込む…という設定。
薬を使ってぶっ飛んでる間に、ビクトリア時代のロンドンで活躍している自分達を体験しているのだが、そのビクトリア時代でもシャーロックは薬で瞑想して現代に意識が飛ぶという設定なので、「どちらが夢で現実なのか?」という古典的SFの手法をとり、「カンバーバッチ版のシャーロックが原作に忠実な時代にいたら?」という観客の夢をうまい具合に実現化しているのである。
ま、いわゆるコスプレですね。ファンの欲求を満たしてくれます。
マイクロフトがデブだったり、秘密クラブでの手話のやり取り、お馴染みの大家さんとの丁々発止のやり取りなどで楽しませてくれます。
花嫁~自体の種明かしは大したことないので、確実にドラマファンじゃないとつまらないでしょうねえ。
"ヴィクトリア朝のホームズ"と聞いたときは今までのシャーロックから...
"ヴィクトリア朝のホームズ"と聞いたときは今までのシャーロックから離れてしまうのではと思ったが、結果的にいい意味で裏切られた。特に、TVシリーズではモリーが女性キャラクターであるということを上手く利用していたことには「やられたー!」と思った。シャーロックの頭の中と現実との境界が曖昧な感じやすごいスピードで物語が展開することなどから、一回では話の本筋や散りばめられたネタを拾いきれないかも。本当はもう何回か観たい。DVDになったら観ようと思う。
ドラマスペシャル。
劇場で以前から宣伝されていたので、え?今年は映画になったの?
と思ったら、やはりTVドラマのスペシャル版だった。なんだと~
本国イギリスとアメリカで2016年元日に放送されたというじゃない。
じゃあ今年は日本でTV公開はしないのかしら…?いやいやきっと
そのうちやりそうだな。とりあえずファンは逸早く劇場で観られる。
SHERLOCKといえば現代のはずなのに、なぜか今回は1895年。何で?
と思いながら観ていくと…まぁ!しっかりその謎も解ける仕組みに。
ただどうだろう、TV版を見ていなくても話は理解できると思うが
各々の設定や特異な人物像などは知っていた方が笑える場面が多い。
後半の特典映像(これがけっこう長い^^;)で、拘りのセットや小物の
解説をしてくれるのでマニアには面白い。でもやはり全体を通して
「スペシャルドラマ」と思える作りでこれをNHKから劇場版にして
鑑賞料金ふんだくる(すいません言葉が悪くて)というのもどうなの。
(カンバーバッチとフリーマン、名コンビの活躍はまだまだ続きそう)
テレビのファン向け
面白げな雰囲気があるけど、やっぱりテレビ知らないと面白く無いんだろうなー、と思う。
あと、原作のホームズもある程度知らないとダメっぽい。
テレビ版のマイクロフトというホームズの兄にあたる人物の設定が面白そうだ。
現代と昔をドラッグでいったりきたりするのは、個人的には好みの展開。
最初と最後にメイキングやらをえんえんと流すのはどうなんだろう?
内輪で盛り上がってる感じが、ドラマを知らない人の疎外感を増させる。
こんな内容(ドラマ観てるの前提)ならはじめに教えといてよ、って思っちゃう。
滝のシーンは、虚実ないまぜになったラリった感じが幻想的で良かった。
ゲームの始まり
この映画はもともとBBC製作の海外ドラマ「SHERLOCK」が、舞台をヴィクトリア時代に設定した物語。よって、シリーズものでありドラマを観ていない人は、事前に予習をする必要がある。
設定としては真新しいが、シーズン3の最後の続きも描かれているため鑑賞するか否かは判断すべきだ。例えば、ファンとしてはピンとこないといけない「MISS ME」という言葉が言えるだろう。
ここからは映画自体の評価をする。
キャストは「イミテーションゲーム」や「スタートレック イントゥダークネス」のベネディクトカンバーバッチと「ホビット」シリーズのマーティンフリーマンがコンビとして登場。人気のある二人が登場するのはファンからみるとこれ以上のことはないだろう。
そして特徴的な音楽は、演技と映像に絶妙なバランスで彩っていた。
また、ドラマでもみられるテクニカルな映像技術は、今回の映画では少し控えめに感じた。時代背景に合わせたのだと推測する。
この映画とは別に、前後でセットのこだわりや、メイキング映像を設け、ファンにとってはまたまた嬉しい作りとなっている。
私はこのドラマのファンだが、内容的には興味深い作品となっているため、上映終了間近だが気になる人は映画館に足を運んでもいいかもしれない。
最後に一つ言えることは、新しい物語《ゲーム》が始まったということだ!シリーズの続きが放映されるのもそう遠くないように感じる。
現代版のシリーズファン向けTVスペシャル
あまり現代版シリーズを見ていないのでちょっとポカーンとしちゃう部分はありつつ。
途中まではなかなか面白かったのですが、冒頭にスペシャル番組っぽいセットのこだわりポイントの説明があったり、(DVDだとおまけ特典映像っぽい感じ?)で本編上映後も出演者のインタビューとかがあって、特典映像付きって感じで。
映画というよりは本当にTVスペシャルですね。
なんか客の入りがあまり良くないのも分かる気がした。ファンの人はその辺もう見ちゃってるんでしょうね。。
ビクトリア時代で完結しているのかと思いきや、本編というか、TVシリーズの現代とリンクしちゃって、え?あれ?みたいな感じになってしまうので、ラストは本当になんとなくもやっとしちゃったかなという感じでした。
元のシリーズのファンというわけではなかったので、余計なんか置いてけぼりでした(苦笑)
もちろん、映画ではない。
まずこれは映画ではありません。BBCがテレビで放映したスペシャル版のドラマを、映画館で観せただけだから。もともと映画として作ってないから。それが分かってないと、幻滅するのは当たり前。シーズン3まで観ていないと、全く理解できない代物のはず。これは、宣伝が悪い。日本公開まで時間があったのだから、「ドラマを見てから観に行こう」くらい、伝えてと思う。
で、BBCドラマのシャーロックが大好きで、このスペシャル版もUK版DVDで買って先に観ていた私は、日本語字幕がついて大画面で観られて、大変満足です。星5つじゃないのは、前述したように、映画としては不合格だから。
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