「ゲームの始まり」SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁 Sisyoさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームの始まり
この映画はもともとBBC製作の海外ドラマ「SHERLOCK」が、舞台をヴィクトリア時代に設定した物語。よって、シリーズものでありドラマを観ていない人は、事前に予習をする必要がある。
設定としては真新しいが、シーズン3の最後の続きも描かれているため鑑賞するか否かは判断すべきだ。例えば、ファンとしてはピンとこないといけない「MISS ME」という言葉が言えるだろう。
ここからは映画自体の評価をする。
キャストは「イミテーションゲーム」や「スタートレック イントゥダークネス」のベネディクトカンバーバッチと「ホビット」シリーズのマーティンフリーマンがコンビとして登場。人気のある二人が登場するのはファンからみるとこれ以上のことはないだろう。
そして特徴的な音楽は、演技と映像に絶妙なバランスで彩っていた。
また、ドラマでもみられるテクニカルな映像技術は、今回の映画では少し控えめに感じた。時代背景に合わせたのだと推測する。
この映画とは別に、前後でセットのこだわりや、メイキング映像を設け、ファンにとってはまたまた嬉しい作りとなっている。
私はこのドラマのファンだが、内容的には興味深い作品となっているため、上映終了間近だが気になる人は映画館に足を運んでもいいかもしれない。
最後に一つ言えることは、新しい物語《ゲーム》が始まったということだ!シリーズの続きが放映されるのもそう遠くないように感じる。
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