劇場公開日 2016年2月19日

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「基本はシリーズのファン向き。恐ろしくも切ない真実。」SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0基本はシリーズのファン向き。恐ろしくも切ない真実。

2016年3月4日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:奇怪で難解な事件を、冷静沈着に解決に導いていくホームズがカッコイイ。驚愕の真実にも、怖さや切なさが残る。
否:事件がホラーチックなので、苦手な人には向かないかも。中盤からの展開も、やや好みが分かれそう。

 メイキングなんかが付いているので、予備知識があった方が楽しめそうですが、最悪なくても大丈夫そうです。
 身の毛もよだつような“死者による殺人”という事件を前に、極めて冷静に真相を追い求めるホームズの姿が、とてもカッコイイです。そして、辿り着いた真相にも、ある意味ゾッとするようで、切ないようで、驚かされます。ホームズが言う、
「これは負けるべき戦いだ。」
という言葉にも、深いものがあります。
 あまり言うとネタバレになってしまいますが、過去と現代がリンクする感じの展開なので、その辺りは好みが分かれそうなところです。
 結構ホラーテイストな事件なので、苦手でない人であれば、是非観てみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド