「山あり谷あり」ジョイ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
山あり谷あり
キャラの強い家族の"すったもんだ"を描くのが巧いデヴィッド・O・ラッセルの手腕は健在、慣れ親しんだキャスト陣とイマイチ気味だったデ・ニーロを復活させたのは監督の力があってこそ、三作ともに素晴らしいデ・ニーロは現在進行形の現役バリバリ。
主人公の背景をテンポ良く描き、波瀾万丈な現在を様々なキャラと一悶着ありながら這い上がろうとする逞しくて強い女性を、ジェニファー・ローレンスが安定の演技で魅せる。
散々、山あり谷ありなトラブルばかりで増える問題に意気消沈、完璧に成り上がれた描写が都合よく端折り過ぎて無難に纏めた感も!?
ドギマギ、モヤモヤしながらもラストはスッキリ気分爽快で楽しめる。
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