「泣きながら爆笑しました…」ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きながら爆笑しました…
いきなり「いつものシーン」から始まった時のレニーのあまりのしわの多さに、整形の後遺症?くらい心配もしたし、主役としてほぼオールシーン出演するだろう、アップの画面に耐えられるかまで気になっていましたが、ブリジットのあまりの愛おしさがカバーしてくれました(笑)。(ただ、レニーより十朱幸代の方が多分若く見える気がする)
ブリジットとともに30代、40代を過ごしてきた身にとっては、あまりに心に刺さるシーン、胸をえぐるセリフがちりばめられ、これは草食化・少子化の進んでいる日本もイギリスも関係なく、先進国の普遍的、潜在的な現象なのだなと身につまされながら観ていました。
そして、1作目からコリン・ファースとヒュー・グラントのカッコ良さに悶絶しながら観てきた私にとって、いきなりのヒューの死もショックだったし、今回は今回でやっぱりコリン・ファースはめまいがするほどカッコいいしで、ハラハラしながら、そして「シングル・マザー」になる覚悟で赤ちゃんを大切に思っているブリジットの一言一言に泣けました。
現実世界では到底幸せになれなそうな展開だったブリジット(失礼!)が最後の最後に恐らく観客の殆どが望んでいたハッピーエンドで、エンドロール後の写真で、最後まで泣き笑いさせてくれたこの作品に、感謝の気持ちが止まりません。
…ほんとは星5つつけたいけど、最後のオチで、やっぱりヒューに会いたかったのに会えなかったので減点です(笑)。
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