ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビのレビュー・感想・評価
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未来の「マッドマックス」!…になるかもしれない
謎の流星群により人々がゾンビと化した近未来。生き残った人々の決死のサバイバル…!
製作国は同じオーストラリアだし、このクソ酷い邦題からあの作品の便乗企画のように思うが、原題はまるで違うし、製作もこちらが先。
後半武装してやっと彷彿させ、製作側もオマージュは込めたであろうが、何でこんな邦題になっちゃったか知る由も無い。
まあ、それはさておき…
始まった瞬間すぐ感じるB級臭。
スケールには乏しいし(ガレージって…)、ツッコミ所も満載。
そこは低予算なりの見せ場でカバー。
血みどろバイオレンスや凶暴ゾンビの描写はなかなか。
マッドサイエンティストやとあるゾンビ活用法は笑えてくる。
無いように思えたストーリーも、徐々に緊迫感を上げてくる。
アクション、ゾンビ、グロ好きな連中が集まって、好きなものを好きなだけぶつけた快作。
趣味の世界と言ったらそれまでだけど、理屈抜きに楽しんで!
こういう所から、未来のジョージ・ミラーが誕生する…かもしれない。
続編の企画があるらしく、製作費が10倍になって大化けする…かもしれない。
ホラー嫌いも大丈夫?B級感満載のスプラッター!!
【賛否両論チェック】
賛:並みいるゾンビを倒していく、ケレン味たっぷりの演出が痛快。急に驚かせるようなシーンはあまりないので、ホラー系が苦手な人でも大丈夫そう。
否:基本的にはB級映画なので、設定や展開等、ツッコミどころは多数。グロシーンもかなり多め。
なんとなく「マッドマックス」っぽい雰囲気はありますが、ヒロインが特殊な力を得る辺り、「バイオハザード」なんかにも通じるものがありますね。
次から次へと襲い来るゾンビを、手製の武器や奇抜なアイディアで倒していく様子は、非常に痛快です。タイトルの意味が最後に理解出来るような、そんな作品に仕上がっています。
B級感は満載ですが、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
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