「2、3度見た方がいいかも」パラドクス 椿さんの映画レビュー(感想・評価)
2、3度見た方がいいかも
1度見ただけでは分かりにくい。
ある意味輪廻転生の話。
本来なら何気ない時の流れが
ある特定の人物だけ外れてしまう。
それは逃げ出したくても逃げられない。
1組は追われる兄弟と追う刑事。
場所はマンションの非常階段。
降りても降りてもドアノブがないので
出られない。途中の踊り場に自販機があるだけ。
もう1組は実母とその子供の兄と妹と
義父。赤い車に乗り込み実の父の家に向かう1本道。途中ガソリンスタンドがある。そして途中何かの看板がある。
走っても走っても同じガソリンスタンド。同じ看板に行き着く。
最初はガソリンスタンドに従業員が居るが2回からは誰も居ない。
どうやら1回目の時に爆音がどこからかなる。階段の時も鳴るのだがどうやらそれが無限ループの始まりのようだ。
そして大概の映画では何時間後とか
1週間後とかだけどこの映画はなんと
35年後になっている!
そんな長い間同じ場所にいるのか!
そして何故そんなに生き延びれたのかというと自販機とガソリンスタンドのおかげ。食べても飲んでも減った分元に戻るのだ!ゴミは階段に35年分足の踏み場もないぐらい!それだけでなく持っていたものも増えてる。数枚のお札が塊のように置いてたり、財布やバックに入ってたのも消費してないのに増えてる!
家族が乗ってた車も何台も乗り捨ててある。その辺なぜなのか理解に苦しむ。
ガソリンスタンドの中もゴミの有様。もうこのループからのがれるには寿命が尽きるまで無理なのだ。とその時
思い出すらしい。どうしてそうなったのか。普通なら1組だけのストーリーでいいのに2組は関連しているから。
色んな賞を総ナメしたらしいので
みたのですが今ひとつ理解出来ない。
時系列もあるので1度みただけでは
理解出来ぬまま??で終わってしまった。こういうストーリーは嫌いではないのでまた見てみたい映画。