スタングのレビュー・感想・評価
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B級映画の教科書
直球のB級モンスター・パニックで勝負に出た本作はこれからB級映画を撮ろうと奮闘する若い監督らの良い教科書になるだろう。
設定やストーリーなど何から何まで王道のB級を貫いており、清々しさを感じる。パーティー中に突如巨大な蜂の軍団に襲われるという設定なのだが、「エイリアン」シリーズでお馴染みのランス・ヘンリクセン演じる市長ら大物まで登場するパーティである。主人公はケータリングにやって来たポールというちゃらんぽらんの男性と、ケータリング会社の代表のジュリアの二人である。この二人の掛け合いが妙に面白く、最後の最後までクスッとさせてくれるのがポイントである。
日本でもしっかり劇場公開された本作、蜂のアニマトロニクスやVFXはかなり精密であった。低予算というのは隠しようが無いが、肝心の巨大蜂には本気さを感じるクオリティだった。やはり「武器人間」等を製作したXYZフィルムズならではのこだわりだろう。
物語の展開はやや無理矢理に思える部分も無くはないが、この手の作品では十分許容範囲だ。中にはストーリーが破綻している作品も少なくないが、本作に限ってはその心配は無用である。また、想像していたよりグロ描写が過激であった。ある程度蜂の発生理由も分かるものの、刺された人間は体に幼体を植え付けられるらしく、「28日後…」並の速さで体を突き破って巨大蜂が産まれる仕組みである。蜂にもクイーンが居たり、体を突き破ったり、「エイリアン」的なニュアンスの部分が多少存在するものの、劇場未公開の映画をレンタルして失敗している方々には、本作は「ちゃんとしたB級映画」の為安心して観て欲しいと伝えたい。
ハチが凶暴化して人食い破ってデカくなる
ながらで観たが、十分理解できた。
ハチが凶暴化して人食い破ってデカくなる、そいつらとガチやり合い、ちょっと二人がいい感じになる。という内容だったと思う。
グロ祭りまではいかないし、やりきったナンセンスでもないので、個人的には少し低め。
アホでも構わないのにちゃんとし過ぎてる。基本嫌いではないが。
怒首領蜂
小さいケータリング会社の2人が仕事で田舎の古びた別荘のパーティーに呼ばれて巨大スズメバチに襲われちゃう話。
田舎で小さい頃からスズメバチの巣を取る為に戦いを挑んでいた私としてはスズメバチを羽蟻か何かの虫と勘違い演出している所は好かない。
蚊の様に潰せるなら潰してみやがれ‼️
品種改良のモンスター蜂と思った方が良い。
人の身体から巨大スズメバチが出て来る辺りからは映画らしいバカバカしさホラーがあり面白いのだが、それならば普通のスズメバチ達の方はリアルさを追求した方がより面白味を感じたに違いない。(映像や音楽、俳優が一応しっかりしてるのだから尚更)
スズメバチと創作巨大スズメバチの怖さと言う境界線を面白味に繋げれなかったのは痛い🐝
ヒッチコックならどうしただろうか?
演出的にも蜂らしさ面白さ無し。
開始1/3で観せるモノは観せちゃった感もあるし、映像的にB級作品では無かったので、中途半端さも私には残念かな💦
蜂映画=Bee級なんでしょうね
まさにB級映画な本作品。
蜂と言うより羽のあるアリに見える。
針はあるが毒で犠牲者が亡くなると言うより、幼虫産み付けられて食い破られる犠牲者ばかり。
土蜂が進化した感じなので、黄色と黒の蜂らしいシルエットを感じない。
キャラクターはパーティーを行うマザコン息子と母親のコンビも中々の胸くそ悪さで、彼等がひどい目に遭うと笑ってしまう。
さて、ヤクもやってしまうしょうもない主人公にはイライラさせられるが、徐々に活躍して彼女と良い仲に(笑)
ラストはB級らしい身体を張った感じで良かった。
まぁpart2は無いよね(笑)
B級映画の王道。ヤバすぎる殺人バチとの死闘。
【賛否両論チェック】
賛:最初は頼りなかった主人公が、危険なモンスターとの戦いを通して成長していく様子や、ヒロインとの愛を育んでいく様子が、不思議と微笑ましい。
否:グロシーンは想像以上に多い。ストーリーも、やや無理がありすぎるか。
「ラバランチュラ 全員出動!」は巨大なクモが相手でしたが、今回は巨大なスズメバチ。しかも卵を産みつけられると、エイリアンよろしく体内から体を喰い破って産まれてくるという、非常にグロテスクな描写が多いです。
そんな中で、最初は頼りなく、ヒロインからも疎まれていた主人公が、非常事態に思いがけなく冷静で勇敢な一面を見せるのが、意外にもカッコイイです(笑)。そして、そんな主人公とヒロインとの間に、次第に芽生えていく愛にも、観ていて微笑ましいものがあります。
基本はB級パニック映画ですが、是非観てみて下さい。
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