劇場公開日 2016年1月5日

「B級映画の王道。ヤバすぎる殺人バチとの死闘。」スタング 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5B級映画の王道。ヤバすぎる殺人バチとの死闘。

2016年1月12日
PCから投稿

怖い

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:最初は頼りなかった主人公が、危険なモンスターとの戦いを通して成長していく様子や、ヒロインとの愛を育んでいく様子が、不思議と微笑ましい。
否:グロシーンは想像以上に多い。ストーリーも、やや無理がありすぎるか。

 「ラバランチュラ 全員出動!」は巨大なクモが相手でしたが、今回は巨大なスズメバチ。しかも卵を産みつけられると、エイリアンよろしく体内から体を喰い破って産まれてくるという、非常にグロテスクな描写が多いです。
 そんな中で、最初は頼りなく、ヒロインからも疎まれていた主人公が、非常事態に思いがけなく冷静で勇敢な一面を見せるのが、意外にもカッコイイです(笑)。そして、そんな主人公とヒロインとの間に、次第に芽生えていく愛にも、観ていて微笑ましいものがあります。
 基本はB級パニック映画ですが、是非観てみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド