「ラブシーン > グロシーン。切ない愛のなれの果て。」死の恋人ニーナ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブシーン > グロシーン。切ない愛のなれの果て。
【賛否両論チェック】
賛:新しく愛を育もうとする男女と、そんな2人に寄り添い続ける死者の、怪しくも切ない恋模様が印象に残る。
否:過激なラブシーンがかなり多いので、苦手な人には向かない。グロシーンもあり。
イメージとしては、死んだ元カノがゾンビとなって蘇るコメディ「ゾンビ・ガール」を、もっとシリアスにした感じでしょうか。亡くなってしまった恋人を想いながらも、 新しい一歩を踏み出そうとする青年と、そんな彼に想いを寄せ、愛を育もうと躍起になるヒロイン、そして2人に怪しく寄り添い、いつまでも存在し続けるニーナ。三者三様の恋愛模様が、時にシリアスに、時にコミカルに描かれていきます。
R-15ではありますが、グロシーンというよりは、ラブシーンが結構過激です。その辺り、好き嫌いがあるところかと思います。
不思議で切ない恋の行方を、是非ご覧になってみて下さい。
コメントする