「まさかなあ、家族が狙われるんかなあ、な作品。」ミュージアム ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
まさかなあ、家族が狙われるんかなあ、な作品。
まずまず面白かった。
ジメッとした雰囲気、雨の多い映像、肉体を痛めつけるグロ描写、私刑執行意図、密室の絶望的状況など、
「セブン」や「sawソウ」を思い起こすサイコスリラー映画、スプラッター作品というのはすぐに感じたが、
脳が疲れるような話ではなく、ヤバい奴と刑事が戦うエンタメ要素が強めの作品だった。
意外だったのは漫画原作だったこと。知らなかった。日本には面白い漫画がいっぱいあるなあと。
ただ、セブンやsawのように、まさかなあ、家族が狙われたりしたらなあ、
それはアレだなあと思いつつ、やっぱりそうだったのは、なんだかベタだなあ要素の1つ。
ラストも意味深な負の連鎖で、救いのない話だなあと思った。
良かった演者
小栗旬
妻夫木聡
コメントする