「予想以上の出来」ミュージアム エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
予想以上の出来
最悪の結末を予測させるかような宣伝コピーで『セブン』のような後味の悪い映画を想像させます。ただし、途中からそんなことはなさそうだと判りますが、それ以上の悪い予感を残す最後のカットが待っていました。予想以上に面白かったです。
猟奇的な殺人事件が続くが、やがて、被害者の共通点がわかる。かつての誘拐女児樹脂詰め殺人事件の裁判員であったことだ。そして、事件を追う沢村刑事の妻も、同じくその事件の裁判員を担当していた。犯人には死刑判決が下ったが、その後獄中で自殺していた。そして、沢村の妻子も行方不明となる・・・。
小栗旬の映画は、見たことがなかったが、満身創痍となりながら妻子を助ける刑事役を、良く演じています。そして、犯人役が妻夫木聡とは、言われなければまったく分かりません。
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