「惡魔蛙男!残忍に、スピーディーに、躊躇なく被害者の命を奪う惡魔蛙男が殺さなかった2人の被害者???」ミュージアム ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
惡魔蛙男!残忍に、スピーディーに、躊躇なく被害者の命を奪う惡魔蛙男が殺さなかった2人の被害者???
Movix堺で映画「ミュージアム」(惡魔蛙男)を見た。
2016年製作/132分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2016年11月12日
小栗旬
尾野真千子
野村周平
大森南朋
市川実日子
田畑智子
伊武雅刀
松重豊
妻夫木聡
タイトルの「ミュージアム」とは連続猟奇殺人犯のカエル男が、
被害者の画像や痕跡などをコレクションするための博物館のことである。
カエル男はぐるりを高い塀に囲まれた広い庭がある一軒家に住んでいる。
ロト7で1等8億円が当たって買ったかのような豪邸である。
連続猟奇殺人の被害者たちにはひとりを除いて、ある「共通点」がある。
ひとりめは女性。3頭の大型犬に食い殺される。
2人めは引きこもりの男性。身体の一部を3000グラムそぎ落とされて息絶える。
3人めは女性。食品倉庫で冷凍された遺体となる。
4人めは市場関係者。のどに針が1000本ささった遺体がみつかる。
5人めは裁判官。身体を真っ二つに切られて、それぞれが宅配便で送付される。
6人め、7人めの被害者となるはずの主婦とその子供はなぜか命を落さない。
ここはストーリー、もしくは脚本の不可解な(やさしい)部分である。
残忍に・スピーディーに・躊躇なくターゲットの命を奪う惡魔蛙男がなぜ?
8人めは刑事。ビルから転落して殉職する。
冒頭から終盤まで概ね緊迫感を継続させるサスペンス・サイコ・スリラーである。
上映時間は132分。
長さを感じる尺ではあると思うが、眠気がおこることはなかった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
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