劇場公開日 2016年11月12日

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「伏線が凄い多い」ミュージアム のほほのほーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5伏線が凄い多い

2016年11月12日
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鑑賞方法:映画館

原作は試し読みの所まで読んだので
映画の前半部分は‘予習済み’だった

それを踏まえてもらって、後半部分になると、
何度も緊迫感ある場面が出てきて
とても有意義な時間だった(前半もだけど)
前半に織り込まれた伏線が主人公の周りに刻々と現れて、その数、質ともに見応えがあった
心理的に主人公が追い込まれていくのも主人公演じる小栗旬の慟哭がよく表している

ただ1つか2つ言わせてもらうと、
死体に全然リアルが無く、映画に集中できなかった。これが今作最大の欠点。死体再現術は今作に限らず、日本映画界全体で以てハリウッドに見習っていただきたい。
また、最後の最後がしっくりこなかった。
もう少し衝撃度の高いラストも作り得た可能性は十分にある。

最後に、
『最悪のラストを期待する』
とあるが、それは映画の延長線上にあるんだな、と何となく理解できた

のほほのほー