スポットライト 世紀のスクープのレビュー・感想・評価
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ボストングローブの5人の記者
2002年、700本の記事によって249人の神父の小児虐待を告発し、1,000人以上の被害者が明らかになった最初の記事を世に出すまでのあれこれ。
タブーに挑む記者たちと地域に根差した腐敗したネットワークが明らかになる展開に背筋が凍った。
クリスマスに教会で歌う子供たちと、それを苦い顔で見つめるマーク・ラファロが印象的。
タイトルなし(ネタバレ)
うん、見応えはあった。ただ、この手の映画をあまり観ていないからだろう、途中で少し眠くなったのと登場人物が多いので誰がどの人か分からなくなることもあった。記者たちの仕事をじっくり描いてあるし、ラストがどうなるのか引き込まれることもあった。
後は他の人の感想を観てから
演出は派手さはないが、適切な塩梅だと確かに思った。
骨太でしっかり描ききってる
2年前のアカデミー作品賞やっと鑑賞。
評判通り良かった。
骨太の社会派作品は最近の好みなので、満足。
10年間プロテスタントの学校に通ったとはいえ、日本人的に「教会」の存在っていうのはなかなか実感しにくい。
(そもそもプロテスタントは牧師さんだったし。)
本作鑑賞後に神父による性的虐待事件についてさらに記事を読んでみたけど、当時当たり前のように隠ぺいされた出来事が、今作品賞を取るっていうのは改めてすごい。しかもそんなに昔のことじゃないのに。
アカデミーは時代を反映する。だから面白い。
映画に関していえば、どのキャストも素晴らしい演技。前年にバードマンで話題になったマイケル・キートンも、そして助演女優賞にノミネートしたレイチェル・マクアダムスも。
こういう映画をもっと見たい。
登場人物たちの静かで熱い思い
地味といえば地味かもしれないが、こういう一つ一つの積み重ねで社会が動いているんだ、と思う作品。
特に「今が大事なんだ」と主張する現場記者と「そうではなく、システムを変えなくてはいけないんだ」と主張する部長とのやり取りは必見。
ともすれば単なるありふれた構図にしかならないかもしれないが、自分が浸かっている社会(宗教的意味で )で、自分が被害者になり得たかもしれない、という恐怖感や、この一分一秒に被害者が生まれているのだ、という焦燥感が見えたのもまたよかった。
自分達が思っていたより遥かに多い被害者・加害者が見つかった、しかし公表後はもっと多くの人たちが被害者だったとわかった。
一番最後の字幕で出た数多くの都市の名前、そしてその数以上の被害者たち。
登場人物たちは何を思ったのだろうか。
喜び、安堵、後悔、感謝、怒り・・・色々なものが連想されたし、「アメリカの、宗教の話だけではない」というのが製作側の意図なのかとも思った。
ともかく、いい作品を見せてもらった。
硬派で骨太
ジャーナリズム
マスコミの目的とは
ジャーナリズムのあり方
前からみたかった
世界を驚愕せた映画⁉︎
熱血お仕事ムービー
記者という仕事の実態はこうなんだろうか。だとしたら、めっちゃカッコいい(笑)
近頃の芸能スクープで、記者=パパラッチのイメージが勝手についてたけど、スポットライトのチームみたいに、人を救う記者がいることを改めて感じた。
神父による性的虐待、このニュースはいつぞやのテレビで見た気がするけど、そのときはどれだけ卑劣で残忍な行為なのか知らなかった。教会にしか身の拠り所がないようなど子もたちを食い物にするなんて。。。泣
神父=神様か。。。 唯一信じる存在からそんなことをされたら、命を断ってしまう人がいるのも頷けてしまう。。。
中身がとても濃くて、実話と思えないドラマチックな話。ただ、出てくる名前が多くて若干着いていけなかった。もう一回見れば、細かい繋がりもわかってもっと楽しめそう。
レビュー
よくわからない!!
ただの映画として観るとチームで仕事をしているだけの内容です。内容を捉えようとすると、畳みかけるような台詞回しで何となく凄い事のような気にさせる、まくしたてる作りです。しかし結局どういう事なのか誰も分からないと思います。全くピンと来ないし、何かの目的でわざわざ映画にしたという印象を受けますが、エリザベス女王と法王による大量の子供の人肉食の話題を、児童虐待にすり替えて煙に巻く意図があると思います。オバマの写真で有名なピザゲートや日本でもプチエンジェルが話題になりますが、日本の年間行方不明者数8万人のうち女性は約3万人、警察庁のPDFでも少女の具体的な数は分かりませんが、人身売買からの人肉食などはごく身近にある問題だと思います。
記者魂熱い
ジャーナリスト魂がすごい!!
自分の理解力のなさも原因の1つであるが、難しくないですか。アメリカ...
権力
ハードル高め
ハードル高めな内容ですが、良作に間違いはないでしょう。弁護士がらみの情報開示、秘密保持のあたりで難解な部分はありつつも、記者側の立場で内容を追っていけば飲み込めるように出来ている。
序盤で気づくのは会話のテンポが軽快なこと。(おそらく演出で気を配っているはず)とにかくダラダラする場面がなく、緊張感を一定に保っているような印象。キャスティングは演技できる人に限られていて、とにかく穴がないです。
キリスト教が生活の根本としてあるような国であれば、衝撃的なスクープでしょうね。「いたずらはしたが、そこに悦びはなかった」と言ってのける元神父のセリフがすごい。行き過ぎた信仰心は罪悪感も飛び越える最低なツールになり得るということ。
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