「責任の行方」スポットライト 世紀のスクープ 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
責任の行方
「ダウト」で、やんわり、同じ題材やりましたね。なぜ、やんわり描かれていたか、本作で分かったような気がします。限られた空間と情報が、人を誤らせることは、有名ですが、身内の恥を隠ぺいしたいのも、人の性と云うか、業と云うべきでしょうか。しかも、隠ぺいするだけの組織力があれば、尚のこと。で、本作のセリフ登場です。『記事の責任は、誰が?』『…記事にしない責任は、誰が?』人は多かれ少なかれ、責任を担いで生活するもの。大きな組織にいる時でも、自覚したいものです。スポットライトを当てる側になるか、当てられる側になるかの、分岐点がそこに、潜んでいるようです。
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