牙狼 GARO DIVINE FLAMEのレビュー・感想・評価
全5件を表示
GARO 初のアニメ映画
TVシリーズを見ていなくても分かりやすい設定です。まあ知っていた方がなお楽しめるでしょうけど。時間が割りと短いので退屈しません、出来れば120分ぐらいの長編で見たかったです。
牙狼映画史上最高傑作!!
独特の作風を持つトップクリエイター雨宮慶太とハイクオリティのVFXを提供するオムニバスジャパン、そして横山誠アクション監督により2005年に誕生したハイパーミッドナイトアクションドラマ、それが「牙狼-GARO-」。
今までの特撮ドラマでは見た事のないハイクオリティな映像表現&演出&アクションによって人気を集め、CRのヒットによりサンセイというスポンサーがついた事でシリーズ化も実現した本シリーズ。
そしてシリーズの幅を広げる為に初のアニメ作品となったのが、この映画の前作にしてTVシリーズ「炎の刻印」。
「炎の刻印」の続編であるこの劇場版、いやぁ最高でした!
前作同様、原作の特撮シリーズへのリスペクト演出をしつつもオリジナルな要素も沢山盛り込まれています!
牙狼シリーズでは最近弱いと言われ始めている脚本についてはベテランの小林靖子さんによる、熱く切ない感動ドラマに仕上がっています。
アクションも特撮版に負けない、スピード感満載の超絶バトルでした!
過去の劇場版牙狼の中でも、最高傑作と言われる「蒼哭ノ魔竜」に匹敵する程の大傑作が産まれたと思います!
てか特撮版の牙狼よ!元ある設定を使って新しい事をするという点においては「炎の刻印」のスタッフに負けてるかもしれないぞ!?
頑張れ特撮版のスタッフよ!!そろそろ平成ライダーや平成ウルトラみたいに今までとは全然違う「牙狼」が見てみたいぞ!?
予備知識は必須。愛する者のための悲しき戦い。
【賛否両論チェック】
賛:愛する者や世界を守るため、同じように愛する者のために世界を滅ぼそうとする敵に立ち向かっていく主人公達の姿が、非常に印象的。
否:アニメーションとはいえ、グロいシーンが結構多いので、苦手な人には向かない。予備知識も必須。
〝ザ・ファン向け映画”といったところでしょうか。予備知識は必須です。世界を滅ぼしてでも、愛する者のために自らの力を使おうとする者に対し、主人公達もまた愛する者達を守るために、果敢に戦いを挑んでいく姿が、切なくもあり輝かしくもあります。
主人公達が危ないところでいつも助かるあたり、お約束といえばお約束な気もしますが(笑)、戦う宿命を背負った者達の激しさ溢れる戦いに、思わず息を飲みます。
反面、グロいシーンやラブシーンもあったりするので、情操教育にはあまり向かない作品でもあります。どちらかというと大人向けの、なおかつ世界観が好きな方向けの作品といえそうです。
全5件を表示