BLAME!のレビュー・感想・評価
全66件中、21~40件目を表示
まあまあだった
ハードSFっぽいんだけど、登場人物がかっこよすぎて、その美意識がSFらしくない感じがした。無愛想なイケメンがかっこよく躍動し、かっこいい銃をかっこよくぶっ放す絵面に世界観や物語を後付けしているでのはないだろうか。敵の四足歩行するロボットみたいなのに無表情な不気味な顔がついているのとか、虚仮威しもいい加減にしろよと思った。R2D2みたいなのが襲ってくるでもよかったのではないだろうか。
全く感情が動かされなかった割に退屈しなかったし、時間もコンパクトでよかった。キリイが科学者のミイラみたいなのを見つけた時乱暴に扱っているのがとても面白かった。
ネトフリ残念シリーズ
あと20年でも待つから原作版の映像化を
学生の頃に原作ブラムを読んで衝撃を受けた人間のいち感想です。
映画ブラム。
映像や音響はとても素晴らしかったです。感覚したことのない空間認識には皮膚がびりびりしました。制作側の熱量を強く感じました。
ですが入門編として作られた映画ブラムは脚本がわかりやすくなった分、原作ブラム独特の特色が薄まり、自らかっこいいSFアクションアニメ映画の既定枠におさまってしまった印象。
原作の漫画の枠をはみ出てしまう異質さは殺がれ、キャラも今時に美形化され混沌とした世界で滅亡しようとしている人類を救うといった内容で悪くいえば普通になってしまったように感じます。
原作ブラムのストーリーは説明やセリフが少なくても多様な視覚言語からの読解がなされれば充分意味や意義がある内容だと思います。
想像の余白の大きさ、わからなさの不気味さと楽しさ、人間ドラマだけに依存せずに独立する世界観、まるで主役みたいに匂い立つような巨大建築群達。霧亥の気が遠くなるような長い長い孤独。
確かに原作が時間内におさまらず、難解と言われる内容の為、映画版が多くの人の為に作られた作品と頭ではわかっていても、誰よりも待ち続けたいちファンとしてはドモチェフスキー、イコ、シーラカンス、キレると恐い顔のメンサーヴ、口の悪い珪素生物、建築を食う謎の生物、計測する珪素生物、統治局とダフィネ・ル・リンベガ、巨大建設者、レベル9シボと建設者に会いたい。あの巨大な建築群の中をただ黙ってネットスフィアを探して歩き回りたい。荘重たる空間で思いきり呼吸したい。
今の娯楽のためでなく今までのアニメ作品の枠組みや約束事をぶち破って、表現の拡張、感覚域の拡張、何がしかの既存の価値観をひっくり返して、映像作品として未来に残ってほしい物語だと考えています。
無責任かもしれませんが、もし誰かにこの言葉が届くのであれば何年でも待つので原作ブラムの映像化がされることを祈っています。
建物が凄い
東亜重音てなに?が入り口
おいおい・・・信者以外置いてけぼりか
まず、褒める前に一言、怒りを申し上げたい・・・
「起承転結の、「結-ラスト-」がひどすぎるだろうがぁぁぁぁぁ!」
なんだよ!「俺はネット端末遺伝子を探している」だ!知ってるわ!
10年以上前から!
これ、私が原作ファンじゃなかったら☆2もの打ち切りエンドですよ!
はぁ、はぁ、
このブラムは以前からOVAが噂され実現されなかった弐瓶勉のデビュー作のアニメ映画。
弐瓶勉さんは建築を勉強されたとかで独特のを描いていました。その作風と終末的SF世界観からコアのファンを獲得してました。私もその一人です。
が、弐瓶勉さんは、精神的に不安定なのかストーリーがブレブレになりやすいという漫画家として弱点がありました。あと、当時は人の顔とかがよく変化してました。ブラムも後作も絵とストーリーが雑になって打ち切り・・・。
なにが言いたいかと言うと「この作品は感性と演出を楽しむもの」であるということです。
やっと映画レビューになりますが、このアニメは、シドニアの騎士のように一般受けするように配慮されてます。これは嬉しい。
ノッペリしたデザインの電気漁師たちがかっこいい、かわいい、おっぱいデカいと改善されます。ずっと謎だった「音」もイメージ通りでよかった。主人公のキリィの動きも行動も原作らしい。
原作の1/10くらいの部分なので設定の膨らみも無難だった。
でも、これ、原作未読の人にはどうなの・・・?
結局、ネット端末遺伝子は見つかるの?
キリィは何者?
シボさんのその後は?
ラストが放り投げてない?
絶対納得しないですよ。これ。
前半の世界観を出すために尺を使いすぎて、後半が犠牲になってる。自分としては、ラストを綺麗に終わらせるために後半に尺を使ってほしかった。売り上げよかったら、TV化かOVA化してくれるなら許せるんですがね・・・。
BD?買いますよ。当然でしょう╭( ・ㅂ・)و̑ グッ.
しかし、おっぱいデカすぎやしませんかねぇ・・・。
ドルビーアトモスで見たかった
原作未読+なるべく事前情報無しで見る癖が裏目に出てドルビーアトモスで見れなかった自分にマイナス点
一番の特徴はそこそこ劇場埋まっているのに誰一人飲み物を口にしない緊張感のある映画
ネタバレしない感想箇条書き
あっ、ここ干渉系て奴が騙してるのかな?と思ったらそんなこと出来んのかよ
そういう服の癖なのか、みんな大きいのか、揺れるまでずっと気になった
予期せず宮野さん嬉しい
場面による髪型の変化は、その髪型の特性まで考慮してるのかなと勝手に感心
良くある貞子走行て効率いいのかなぁと思ってたけどそんなもんじゃない
壁走行まで考えたら攻撃当てにくい、避けにくいなんてもんじゃないと今迄にない程良く分かる映像だった
やっぱおれつえーさいくお
説明が少ないけど原作未読でも世界観把握できるくらいには情報が散りばめられてるので好きな人は好きな作品だとおも
絵が綺麗!
前評判はは高いんだけど、その手の分野には疎いので、どんな付加価値があるのかは、さっぱりわからない。
が、
世界観が凄かった…。
増植していく都市って何?
6000階層??
ドロドロって食べ物?
…よくぞ、こんな設定を思いついたものだと唸る。
主人公は旅人で、今回の集落はその途中に巻き込まれたような形。
主人公の介入によって平和がもたらされた。
彼は今もこの機械仕掛けの荒野を彷徨い歩いている。
人間の唯一の希望のようだ。
終わりに至るモノローグにちとゾクッとした。
兎にも角にも絵が美しい。
これも日本独自の進化なのだろうか?
ジャパニメーション以外で目にするのはピクサーとかアメリカのものなのだが…あちらさんは3Dだ。
だが、この作品もそうだが、日本のアニメにはどこかセル画の時代の2D臭が残る。
血が通うとでも言えばいいのだろうか?
暖かみを感じたりする。
俺はこういうタッチの作品の方が好きだ。
ただ、なんの弊害なのかは知らんか、人物の動きにスロー過ぎる箇所があり、不自然であった。のっそり動く感じだろうか?
スピーディなとこはすこぶるスピーディなので何かしらの狙いがあったのかもしれんが、なんか間延び感を感じてた。
面白い話ではあったけど、設定が不明なトコも多く消化不足も否めなかった。
なんたがよく分からない事が、何だかよく分からない内に始まって、何だか終わっていった風な感じ。
シェーンとは違うけど、流れ者が街を救い、また流浪の旅に出るとこなんなかは似てるなあ。ラストに西部劇をちと重ねて観てた。
残念
残念な作品
全く感情移入できないし何のメッセージも伝わってこない、弐瓶勉信者の為の作品。
原作も読んだが、原作者は聞きなれない言葉を並べれば格好いいと思っているらしい。
格好つけようと思うなら、まず英語を学ぶべき。ブレイムとしか読めないアルファベットを使わず、なぜカタカナにしないのか。
監督らは戦場がどんなものか、全く想像できていない。命を懸けた戦いの緊張感がビタイチ伝わってこない。ネトゲでいいからサバゲでも一度やってみれば、偵察も出さずに目立つ服着て大手を振るって歩くのがいかにおかしいかわかるはず。
★2つはポリゴン・ピクチュアズの頑張りを評価した。
3.8位の評価となっているが、4.5~5.0をつける信者が多く、低い評価を付けるまっとうな映画愛好家はほとんど相手にしていないのだろう。
今までアニメ化しなかったのは、アニメ化する程中身がないから。
シドニアが良いからといって、デビュー作が良いとは限らない。残念。
でも次作には期待したい。頑張れ弐瓶勉!
スタッフの方々に賛辞を送りたい
邦画アニメにアトモスがやってきた
全66件中、21~40件目を表示