劇場公開日 2016年10月14日

「リアル3DCGは「GANTZ」のためにある!」GANTZ:O ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5リアル3DCGは「GANTZ」のためにある!

2024年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

興奮

役者が演じる実写映画が大好きな自分にとって、リアル3DCGアニメは、どうも好きになれません。
アニメ自体も大好きなんですが、実写で表現できないものを見せてくれるということで、リアルとはかけはなれたマンガが動いてくれる方が良い。
そんなわけで3DCGアニメは、どうも中途半端なイメージがあって、魅力が感じられませんでした。
そんな想いもあって、公開当時は映画館へいくのも悩んだのですが、見に行って正解でしたね。あの迫力を大画面で味わえなかったと大きな後悔をするところでした。こうして、家のテレビで見ても十分楽しめるのですから。
元々「GANTZ」の原作漫画自体がコンピューターを使った機械的な作画だったので、無機質な感じがあってるのかなと勝手に思ってます。
そのくらい、この作品の3DCGには、すっかり満足しちゃいました。あの胸の揺れ具合も最高です。

さて、本編ですが、原作漫画の中でも人気のある大阪編です。
妖怪のビジュアルもあり、この作品の映像化は、大成功だと思います。迫力ある戦闘シーンが次から次へと繰り出されます。
そして、合間合間のホッコリとする会話シーンもまた魅力です。

「GANTZ」の新たな魅力を引き出してくれた一本じゃないでしょうか。
全編通して、シリーズで見てみたいと思いました。映画作ってくれないかな・・・

ratien