「グロさ満載アクション」GANTZ:O bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
グロさ満載アクション
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GANTZの原作は未読だが、二宮和也主演の実写版は、映画館で2本とも鑑賞。まぁ,そこそこ楽しめたが、CG版は、実写版より面白いと聞いたので、Huluで鑑賞。
確かに、GANTZの面白さであるグロさ満載のバトル・アクションがてんこ盛り。また、戦闘の中での、人を思う大切さや儚いラブストーリーも組み込まれ、ヒューマンタッチなラストで締めくくられている。
本作は、原作でも人気の『大阪編』をCG化。通り魔に刺されたのがきっかけに、GANTZの東京チームの一員となってしまった加藤勝が主人公。その後、大阪に転送され、鬼太郎に出て来る様々な妖怪達との死闘に巻き込まれていく。また、その中で、強面の大阪チームとも対峙していく。
鬼太郎では、それほどのグロさは感じない妖怪達も、本作では、とにかく醜く、手当たり次第に人を殺す傍若無人振りをみせている。妖怪達の猟奇的なグロい映像が続く。
また、中弛みすることなく、余分なシーンは全く無い。登場人物も限られ、勧善懲悪の単純なストーリー。1時間半の中に、GANTZのエキスがギュッと詰まっている感じ。
また、バトルの舞台は、大阪の道頓堀。その街並みの再現CGも見事。細部に至るまで,忠実に描かれているし、人物の動き、妖怪の肌の質感等,実写と見間違うほどの仕上がり。
期待以上の作品だったが、グロさが苦手な人には、向かないと思う。
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