「萌え萌えなんだよー!」ドクター・ストレンジ 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
萌え萌えなんだよー!
だまし絵が具現化したような世界の中で縦横無尽に繰り広げられるアクションに、思わず息を飲む。
両手を失った外科医が腕力や科学力とは無縁の『魔術』という手を使って新たに人生を歩み始め、真のヒーローになっていく姿がこれまでのマーベルにはなく、新鮮だった。
ベネディクト・カンバーバッチによる、プライドも高いが茶目っけもたっぷりなストレンジの演技も秀逸。
別の世界や時間軸の存在が出てくる等話が壮大?であるせいか、ストレンジが魔術の才をやっと芽生えさせるシーンがはしょられ気味なのが残念だった。
魔術の組手だけでビルが割れてドミノ倒しの如くぐにゃりと流れて崩れていくシーンなど、劇場で観る価値のある映像多し!
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