「壮大なシリーズ。」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
壮大なシリーズ。
マーベル・コミック・ユニバースの一翼を担うキャプテン・アメリカシリーズの新作である。が、もはやキャプテン・アメリカシリーズとは呼べないものになっている。
「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(ジョス・ウェドン監督)の正式な続編である。
いつから意図していたのかわからないが、本作は超豪華キャストによる群像劇になっている。それぞれのキャラクターが主人公になりうる状況で、彼らが集合しているわけだから、悪役はかなりつらい。
目の上のたんこぶ的存在のウィリアム・ハートも、実際の敵であるダニエル・ブリュールも、残念ながら埋没してしまっていた。
またそれぞれのキャラクターにはサブキャラクターもいるわけで、今回、ピーター・パーカー(トム・ホランド)のおばさんの役でマリサ・トメイがユニバース初登場となった。
いろいろな役者を観ているあいだに映画が終わってしまった感じだが、アンソニー&ジョー・ルッソ監督の演出はよかったと思う。マーベル・コミック・ユニバースを手の内に入れたか。次のアベンジャーズに期待しよう。
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