「重さと派手さの融合」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ タナワンさんの映画レビュー(感想・評価)
重さと派手さの融合
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世界を守るヒーローの闘いの陰の所謂一般人にスポットを当てた作品でもあるように思えた。ヒーローの派手な闘いの陰に犠牲になってしまった人。最初はヒーロー達を応援していたんだろうな。でも愛する身内が犠牲になった事で憧れが憎悪に変わる。しかしまともにやりあったってかないやしない。そこでヒーロー達を闘わせ大切な物を失わせる事で復讐という欲を満たそうと企てる。こういったやりきれない話題って結構身近に有ったりすると思う。こういった重いテーマを掲げ、この作品に織り混ぜたのは監督の挑戦ではなかろうか。ヒーロー対決ではどうしてもBvsSと比較してしまうが、彼方は彼方で良いところも有ったけど、此方の方が対立するまでのなり染めが判りやすく感情移入出来た。戦闘シーンも此れだけのヒーローを集めたにも関わらず個々のヒーロー、個性豊かに非常に撮影出来ていた。アントンマンの巨大化には笑えた。それとスカーレットヨハンソンはやっぱり美人だ。
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