「日本よ、やっぱり「これが映画」だよ!」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
日本よ、やっぱり「これが映画」だよ!
「主菜・副菜のバランスが大事」
5/14 TOHOららぽーと磐田にて、2D字幕版で復習。
改めて映画に限らず物語には「主菜・副菜のバランスが大事」が大事だな、と痛感した一本。
2D版なら細かいところも見やすかろう、と思っての2回目だったがそんなことも無く。
「IMAXってやっぱり凄いのね」と思ったことを記しておく。
シリーズ前作でケチョンケチョンだったファルコンがガッツリ魅力的に描かれていたり。
生真面目すぎていけ好かない、しかもドンチー(がテラフォーマーズに見えて仕方が無く、スミマセン)が酷い目に遭ったり。
出番の少ない新キャラ陣にもきっちりと見せ場が仕込んであったり。
とにかくこれら全て「脚本が上手い」の一言に尽きるのだと思う。
この脚本ならたとえVFXが甘くても、観客は充分酔えるし。
そもそも映画の醍醐味は作品世界に日常を忘れて、2時間の夢の世界にのめり込める事だと思うし。
その点で二日酔いどころかアル中くらいまでにしてしまうこの作品、そしてMCUの展開。
ネタはコミックなれど、ここまで仕上げてくる作品(シリーズ)は、今現在洋邦問わず稀なんだなと改めて実感した。
早く次ぎの展開が観たくて堪らず、観るまで死ねるかと改めて明日への活力を貰えた作品。
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IMAX3D字幕版にて鑑賞。
何も言えず、ただ「満点!」の一本。
「アヴェンジャーズ2」の数倍面白かったのが本当に見事。
ストーリーの脚本への落としこみも見事、それぞれに見せ場を作りながらの各キャラの交通整理も神がかり的に見事。
本当に「コレコレ、これが映画だよ!」と涙が出た。
若干黒豹の描写がいまいち弱い(短絡的で口では偉そうだが思慮に欠ける)のと。
やはりどうしても・・・
「いい加減スパイディの話を先に進めてくれよ!」
と思ってしまったの部分はあるが。
(しかも今回おばさんがマリサ・トメイってさ!エマ・ストーン殺しただけじゃ足らないのかい!涙)
それも「新メンバー大活躍!」の描写ですべて帳消しにデキる力技!
(ポール・ラッド、本当に良かったね!とあのシーンでボロボロ泣いたのは自分だけだろうな)
「アヴェンジャーズ 一作目」に迫り、更に追い越す勢いを見せ。
シリーズ新ステージの幕開けとしてこれ以上ない作品。
ルッソ兄弟、化けたなぁ・・・