「奇異で過剰な仲間意識」ロブスター kamiさんの映画レビュー(感想・評価)
奇異で過剰な仲間意識
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人は必ずパートナーがいなくてはならない、という世の中に生きる人々の"常識"。
そこからはみ出したグループは人を愛してはならないという"ルール"。
そして、足の痛み、鼻血が出やすい、近視など、体の弱点を共有することでしか心を通わせられない"人"。
必ずペアがいなくてはいけないという世界の中で、どれだけミニマムになっても痛みで心の繋がりを求めようとする人々。
「かくあるべきでなければならない」という世の中の常識に対するアイロニーと捉えるべきか?
見方次第で評価は変わる、そんな映画です。
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