ザ・ブリザードのレビュー・感想・評価
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実話を元にした映画が続く…
映画館に到着したのが遅れて上映が始まった冒頭を見逃していたことを始めにお断りします。
タンカーの遭難のシーンより少し手前から鑑賞しました。
この映画はUSCGの実話を元にした映画ですが、人命救助がどんなに大変かと思いました。
日本には海上保安庁があるけど、311の巨大津波を乗り越えた『まつしま』と、この映画の巨大高潮とどっちが恐ろしいかも考えさせられました。
津波と高潮は波長が違うものの海のプロフェッショナルは、同じ考え方をされているのでしょうか?
巨大津波自体では巨大タンカーが真っ二つに割れるって事は無いみたいだけど。
あと映画のキャストとしてはスタトレのカーク艦長を演じたクリス・パインとこの映画の船長とちょっと被った見方をしていると完全に性格の異なる人物に見えました。
実話ならでは
フィクションだったら出来すぎよなーとは思いながらも楽しめる内容なところ、これが実話というのは本当に驚きです。ただし、実話と言うところを外して冷静に考えると、所々違うかなという作りの勿体なさが垣間見れます。評価は実話に助けられている面もありますね。
それでも遭難した大型船、救助に向かう小型船、陸上の三つ巴の展開はスピーディーで飽きさせることなく一気見させてくれます。とにかく荒海のシーンは他の作品を凌駕するくらいに時間をかけてたっぷり描いているのでスゴいの一言。
スゴいと言えば、ヒロインがパワフルでルックスもうーんと言うところでしたが、エンディングの本人画像に、ををっ!と納得。これには物語の壮絶な展開にある程度の脚色はあるのかなぁとの思いも、いやいややっぱり忠実に描いているんだなぁと思い直し、感動もひとしおでした。
邦題はB級映画を思わせ非常に残念。
ほんとにあった話(驚)
羅針盤を失ったのに偶然船を見つけ、帰りは羅針盤もなく方向も分からないのに無事に帰れた…?!
これほんとにあった話なんですか!この奇跡がすごすぎる。
映画やドラマではよく作られそうな話だけど、実話と聞くと「はぁーーーっ!」と感心の声を上げたくなるくらいです。
あの小さい救助船の頑張りがすごすぎる。
大きな波を乗り越え32人も乗って無事帰還。
よく頑張ったなぁ。。
( *´・ω)/(;д; )ヨシヨシ
ひ弱そうな主人公の最初と最後のイメージがガラリと変わりました。波を抜ける彼はなんかとても男前になった!
羅針盤を失い、皆が帰ろうと言ってるのに
絶対に連れて帰る、見捨てない!この男気すごい。まぁ助かったから結果よかったけど…
ヒロインとの再会はそれなりに感動。
ヒロインはミランダカーに似ていた。笑
真っ二つになった船を仕切ってた俳優さんが男前すぎた。あの方は一体…
真っ二つになったもうひとつの船は人員はいたのか?など全く謎だった。気になる。
エンドロールで当時の写真が見られました。
It's justa regulation,right? 1952年に実際にあった海難救助の映画化作品
あまり期待してなかったら意外に楽しめました。ただストーリーで魅せる作品ではないので映画館のスクリーンだと面白くても、TVの画面で観ると大して面白くないかもしれないです・・・
クリス・パイン演じる主人公バーニーが不可能だって言われてる砂州を通って救助に向かうシーンは迫力満点。コンパス流された~って言ってましたが、あんな状態でコンパスしか流されなかったのがスゴいです。メチャメチャ波に揉まれてたやん!また、真っ二つに割れた船側でもあの手この手を駆使して沈まないように努力する船員達のドラマも熱かったです!
主人公が最初は頑なにルールを守ろうとする人物に描かれているのですが、最後は「規則はただの規則だろ」っと救助の為に規則を無視するシーンが良かったですね。救助の現場では臨機応変って大切ですよね。
ただヒロインがかなりウザくて、そこはマイナスでした。正直ヒロインのパートは見てて不愉快に感じて、丸ごといらなかったです。作り手は強い女性と単にわがままな女性とを勘違いしているのでは?わざと嫌われるようなキャラクターにしてるならまだしも、「自己主張が強ければ強い女性なんでしょ」っていう書き方は逆の意味で女性蔑視なのではないでしょうか?
とまあ深い事は考えず、嵐の映像の再現率は半端ないので、嵐に負けず闘う男達の映像を楽しむ映画だと思います。
課題図書のような優等生作品
荒れ狂う海、次々と押し寄せる大波、沈みかける巨大タンカー…
4DXで鑑賞していたら、そのままディズニーランドのアトラクションになってしまうのではないだろうか。私は3Dで鑑賞したが、救助艇が大波を超える度に息を飲んだ。
嵐の中で漂流した巨大タンカーに取り残された32名の乗組員の救助に向かった4人の沿岸警備隊の活躍を描いた本作。1952年に実際に起こった話だというから、彼らの勇気に脱帽させられる。当然のことながら、今ほど通信技術も救助装備も充実していない時代、限られた情報だけを頼りに救助活動を行うことは、自殺行為にさえ見える。だが、メインとなる登場人物たちは皆勇敢に救助に向かう。日が暮れ、嵐で視界も悪く、次々とトラブルに見舞われようとも、決して諦めるような言葉は口にしない。
しかし、メインとなる4人の警備隊が全員勇敢に描かれるがゆえに、皆同じキャラクターに見えてしまうのが実に惜しい。実在の人物がどんな個性の持ち主であったのかは分からないが、勇敢な者、臆病な者、ひょうきんな者などそれぞれの個性があったに違いない。危機また危機の連続だが、そこを乗り越えて生まれる人間ドラマが乏しいのだ。
更にこの救助劇の最大の難所である、32名の乗組員をたった1隻の小型艇でどのように助けるのか?というところを何ともあっさり描いている。予想以上に救出すべき人が多いと分かった時の“じゃあ、どうする?”を描いてこそ、見る者に勇気と納得を与えるのではないだろうか?
映画を見終えて思い返してみると、「大波が来るぞ!」「羅針盤を失った!」など殆ど事務連絡的な事柄しか会話していないことに気がつく。良く言えば、無駄口を叩かない(或いはそんな余裕がない状況)生真面目さを演出しているが、逆にこれがキャラクター描写をするチャンスを海に投げ捨ててしまっている。
そのせいか“こんな大変な事件がありました。こんなに勇敢な人たちがいました。皆さんも頑張りましょうね”と、まるで夏休みの課題図書を読んでいるかのような印象が拭えないのだ。
子供から大人まで誰もが理解でき、誰もが興奮し、誰もが勇気付けられる作品作りはさすがのディズニー品質。ただ、良くも悪くも課題図書の域を出ていない。優等生は先生から可愛がられる。だが、本当のクラスの人気者とはチョイと問題児だったりするものなのだ。
ある程度の海に関する知識が必要
3Dで見ました。
この映画ノンフィクションなのでお話としては単調なのですが、そこを補ってあまりあるぐらいの面白さです!
過去の事で葛藤がある主人公がそれを乗り越えるシーン、沿岸警備隊の仕事の事が解ってなかったヒロインがやがて回りの人と関わるうちに成長していくシーン、救助に行く四人の主人公達の覚悟と友情、遭難したタンカーの男達のプロフェッショナルな働きぶり、そしてなんと言っても迫り来る大自然の迫力!特に砂州に立つ大波を乗り切るシーンでは思わず息を止めてしまいました!(´∇`)
しかし、欠点が無いわけではありません。
私は海の上で働く職業をしています。ですのである程度の知識がある状態で観ることが出来ました。確かに全般的に海の上で起こることが正しく描かれているのです。しかし、海とかかわりがない人には一部説明不足な部分があるんじゃないかな……と。(´・ω・`)
これほどのの映画が説明不足の為に評価されないのでは勿体ないので、一部補足してみます。
・砂州で波が高くなるのは何故なのか→大きな波のある海面では波が海底の地形をかけ上がるって来る為浅ければ浅いほど波が高くなります。
・船首の折れたタンカーが操船できるのは何故か→船が船首を尖らせるのは造波抵抗低減の為です。ある程度の船体の長さ、動力、舵があればかなり制限されますがある程度の操舵は出来ます。
・上げ潮とは何か→満ち潮の事です。月の引力が海面を引っ張る為海には水位の変動が生まれます。また、満ち潮の間は浅瀬に起因する波は低くなる傾向があります。更に、湾になった地形では満ち潮の間は陸地に向けて潮が流れます。
以上のようにある程度の事前知識があればこの映画はもっと面白く見れます!そうでなくても大迫力の映画館で是非見て頂きたい映画です‼( ´∀`)
まあまあだった
どれほど手に汗握るかと思ったのだが、退屈で全く興奮しなかった。最後は眠くなった。船が真っ二つに割れている割に沈まず舵をとることもできて驚いた。あと、寒そうな感じもそれほどしなかった。
救助に駆けつけるボートが波に突っ込んで水中を進むのはすごかった。乗っている人は完全に水没して、平気ではないだろうけど、頑張って進んでいて勇敢だった。乗員を全員載せていたのも心配だった。帰りはそれほど大波がなかったようだった。
主人公の彼女はあまりに気が強くて痛い嫁になりそうだった。
3Dでしか上映がなく仕方がないので3Dで見たのだが、出ているのか出ていないのか気になって映画に集中できないので本当にやめてほしい。大嫌い。面白さ半減だ。
面白かったけど、あのねーちゃんはいらない
クリスパインってあまり評価されないけど、
私は好きです。
多分、絶対ハッピーエンドの役に抜擢されてるから安心して観ていられるのかも。
彼の主演するスタートレックも
エージェントライアンも好きです。
だからこの役は彼らしくてハマり役だと思います。
でもこの映画はクリスパインより、
遭難したタンカーのシーバード(ケイシーアフレック)がカッコよかった。
確かに謳い文句にあるように
助ける方も助けられる方も命懸け。
半端なかったです。
しかも実話。
頂けないのが彼女。
最初の登場で振り向いた時から、
思いっきり引きました。
エンディングで実物の写真が出た時
納得しましたけど。
バーニーには強過ぎる。
バーニーが良い人過ぎるので、
彼女と結ばれるのはなんか可哀想になりました。
あの女の子との絡み部分は必要なかった気も.....
もっと救助部分に時間を割いて欲しかったですね。
2Dで上映されている所が少なく
遠くまで観に行きました。
3Dでは観たくなかったので。
3Dやめて欲しい。
暗くて見辛くて嫌いです。
嫌なのに、、オマケに高い❗️
2016年12本目の映画鑑賞。
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