海賊とよばれた男のレビュー・感想・評価
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原作が映画のガイドブック。
出光佐三をモデルにした百田尚樹の原作を山崎貴監督が映画化。残念ながら、「永遠の0」ほどうまくはいかなかったようだ。
映画化のアプローチとしてはいろいろな方向性があったと思う。どこかのエピソードに特化するとか、どこかの時代だけを映像にするとか。
冒頭の空襲シーンは、山崎貴ならではだったのでそこを生かすというのも考えられたはずだ。
結局、原作をすべて映像化しようという企みになってしまい、原作を読んでいないものには疑問点が多々あるであろう映画になってしまった。
たとえば、近藤正臣はいったい何者だったのだろう。
武知(鈴木亮平)の役割は?
満鉄の油の実験と販路拡大の因果は?
イランの石油の契約はどのように行われたのか。
原作が映画のガイドブックになってしまうのは、いかがなものだろうか。
それこそ「戦争と人間」(山本薩夫監督)のスケールでの映画化を模索すべきだったのではないか。原作にはそれだけの力があったと思う。
「寄生獣」を2部作で映画化したのなら、こちらは3部作でもよかったのでは。
いろいろと不満の残る出来であった。
男の生き様
永遠の0が大好きで岡田准一さん×百田直樹さん×山崎貴さんという全く同じキャストや原作者監督ということで絶対映画館で観た方が集中もできるしいいなと期待して鑑賞。
働く男の信念を感じる一本。仕事に燃える男の人ってかっこいいし、私は女なので羨ましいなあと思いました。
悲しいシーンはもちろん国岡さんが幸せそうなシーンや怒鳴るシーンなど様々なシーンで泣けました。涙が乾いてはまた泣きの繰り返しでした。
そして、今回たくさん取り上げられましたが27歳から96歳まで演じる岡田准一さんが素晴らしい!違和感が全然ありませんでした。ジャニーズとは感じられない俳優さんだなと思います。
石油のことは全く詳しくなく難しいかなと思ったり、上映時間も長いので途中で飽きてしまったらどうしようと不安に思っていましたが、全く飽きることなく食い入るように観続けました。
国岡さんのモチーフになった人もいるみたいで驚きました。原作も読んでみたいなと思います。
好き嫌い⁉
山崎貴映画は好き嫌いが別れる。
話は解りやすいし演出はオーソドックス過ぎるくらいオーソドックス。
基本、出演陣の喜怒哀楽が激しく観ていて鼻白む。
はっきり言って好きではない。
知人が激賞していたので付き合いで観てみたが、やっぱりダメだった。
スクリーンの不具合とかで観賞後、劇場から無料券をもらった❗
ラッキ~❗
長時間だがテンション持続
長時間だが、だれることなく、最後まで面白かった。戦後という点はあるだろうが、実在の企業人の一生をこれだけエンタテインメントにするのは、流石、百田。
そして、テンションの高さを演じきった岡田くん。周りにしっかりした人を惜しげもなく置くことで、しっかり観られる映画になってました。
あー面白かった。ちなみに老人率、高し。
西暦表示が、、、
遅まきながらようやく見に行きました。
最初の焼夷弾が怖かったです。
劇中の国岡氏、「下町ロケット」もそうだけど、根性の前に夢があのですね。夢を捨てないで押し進める、進めば風景が変わっていく。
あやかりたい。
どうしても気になることが。
時々出る暦が、全部西暦表示。元号をいれてほしいです。
大正とか昭和がないと、時代イメージがつくれず、なんか別の世界の話みたいな感じ。
百田さん原作で、読売系作品で、これはないだろう。
DVD化するときは、ちょろっと入れてほしい。
ちょっと長い。夫婦のエピソードは余計。画面の華ってだけ
一人の男性のサクセスストーリーです。出光の創業者がモデルとのことですが、本編で直接語られるシーンはありません。
企業のありかた、信念や理想をもつことの意味、国や仲間に対する責任などがテーマでしょうか。テーマがしっかり伝わる、いいストーリーだし、演技もすばらしかったです。
気になったのは、長いこと。だらだら楽しむタイプの映画ではないだけに、後半集中が切れるともったいないです。
テーマに家族はほとんど関係ないので、経営者の顔に絞って描いたほうが良かったのではないでしょうか?
奥さんの人物像も薄っぺらく、私には単に男性に都合のいい女性像としか思えません。画面の華という意味しかないように感じられました。
もう二度と
岡田くん、ごめんなさい
監督、ごめんなさい
とてもいい映画でした。長編だけどそれを感じないような映画で綺麗にまとまっていました。
だけど、周りのマナーが悪すぎて全然集中出来ませんでした。冒涜です。
喋る、ケータイ弄る、席を蹴る。そして臭い。
もう最悪。もう二度と1日のここは行かない。
真っ直ぐな男たちの姿がかっこいい。 個人的に鈴木亮平と吉岡秀隆が光...
真っ直ぐな男たちの姿がかっこいい。
個人的に鈴木亮平と吉岡秀隆が光っていた!!
いい内容が凝縮されすぎていたので、二部作品に分けてじっくり上映しても良かったのではないかと思う。
最後は号泣でした。
人生の荒波を、正真正銘、海賊のように破天荒に賢く、勇敢に生きた男の人生。その男に惚れて、沢山の仲間や愛する人のヒューマン映画です。実在した人物は出光の創業者です。
現在、大企業の出光がどのように創業されたのか、理念や信念は現在の日本企業も学ぶ所があると思います。
何かを達成する人は、ブレてはいけない。有言実行の行動力です。
名俳優、岡田准一
岡田君の中年期の演技が素晴らしかった!!
初めのシーンから岡田君の演技がすごくて引き込まれた。
少し長かったけどとっても面白かった。
日本魂。
社員は家族。
仕事は創る。
かっこいい親分だった。
幻想の中で社歌を仲間と歌うラストはもちろん泣けたし、ゆきがうちに来た記念として写真撮影するところもあったかくて泣けた。
日本の海賊男。
原作は読んでいないので比べようがないが、今作のモデルが
出光興産の創業者ということで俄然観る気が沸いた。戦後の
石油事業の発展を築いたいかにも日本人らしい男の生きざま。
明治~昭和にかけての世界情勢と共に歴史のお勉強もできる
ので大河ドラマを見ている感覚で楽しめると思う。岡田君が
この役に相応しいかどうかは人其々だろうけど(^^;彼の熱演
と監督のVFXは勢いだけでもまさに海賊という感じがした。
豪華共演陣に加え、あぁこんな会社で働けたらいいよねぇ~
と今のご時世思ってしまうが(絶対クビにならないのだから)
飛ぶ鳥落とす勢いで急成長を遂げる会社には試練が付き纏う。
この国岡鐡造という人物には他にないアイディアと行動力が
備わっているので欧米の石油メジャーも常に全力で警戒態勢、
簡単に相容れない様子は面白い。日本人相手に負け戦なんて
当時はあり得ないことだったろう。しかしこれだけ多忙では
女の出る幕などない、綾瀬はるかの場面だけは色づくものの、
あっという間にそれも消え去る。彼の人生が石油事業と共に
あったことはよく分かるが払った犠牲もそれ相応だったろう。
(日章丸の登場は迫力あったけど、いきなり感もあったなぁ)
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