海賊とよばれた男のレビュー・感想・評価
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はしょってはいましたが、期待通り!
原作が良かったのでかなり楽しみにしていてやっと観ることができました!!
岡田くんの迫真の演技、素晴らしかったです☆周りの人達もイイ役者さんばかり…✧ฺ・。
商店がどうなっていくのかが魅力で惹き込まれます。
ただ、原作はもっと熱く、この商店の在り方や日田重太郎さんの素晴らしさが描かれていないところが残念に思いました。
それでも観て良かったと言う作品に仕上がっていたので嬉しいです(*´∀`)
国岡鐵造さんは本当に素晴らしい熱い真っ直ぐな人です。
こういう人が実在し、こうして作品を通して語り継がれ、知ることが出来るのもまた素晴らしいです!
岡田准一・・
B-29から焼夷弾が落とされて、全て燃えて焼け野原となった日本本土から始まった。岡田准一が主演したこの映画は「永遠の0」に劣らない素晴らしい映画という評判だったので、映画館で観てみた。原作は少し長い上下刊の百田尚樹の小説だが、本を読んでから映画を観た。出光石油が外資との合併に苦労しているが、社風が違うので仕方ないかなぁ・・2016年の邦画。2018年9月に金曜ロードショーで地上波初放送。
日章丸のイラン派遣の英断が素晴らしい!
今の財務省でもマスメディアでも保身・事勿れ主義及び立身出世主義が蔓延しているが、少し昔・昭和の時代に桁違いの和製メジャー人物が、国際石油メジャーに対抗して日本国に石油を確保する為に英国利権が勝手に陣取るイランへ日章丸を派遣した勇気・英知は物凄い。その実現の裏には、東京銀行(LC信用状)・東京海上火災(戦争保険)・通産官僚(外貨枠)の三賢人がいた事も初めて教えて頂いた。
どこまで事実かわからないけれど、いい話にしようとしてだいぶ盛っている感じがする。
原作は読んでいません。
面白そうな本だとは思ったけど、本を買ったり読んだりするのは苦手なので読まなかった。
でも映画なら見られると思って見に行きました。
予告編やいろいろな宣伝を見たイメージとしては、戦後に商売を始めて成り上がっていった人物で、日本の国益を守るために貢献した偉人を想像していました。
でもだいぶ違っていた。
映画は終戦直後から始まって、岡田さんがいきなり老人の特殊メイクで出てきたので、偉人ではなく逆に戦犯的な人なのかもしれないというイメージに変わった。
見終わった後もその印象はあまり変わらなくて、いい話にしようとしているけど、これでは海賊と言われるかもしれないと思った。
海賊といってもワンピースのルフィではなく、悪い方の海賊です。
別にそれならそれでいいのだれど、偉人伝を期待していたので、ちょっと期待はずれでした。
個人的印象としては、題名のとおりで、主人公の田岡は腕っぷしが強くて度胸があって、大きな船を襲って宝物をとってしまうような人物のような気がしました。
すべて合法で、なんでも筋を通すりっぱな人のように描かれていたけれど、これだけ周りとケンカしていて軍とも結びついていたわけだから、全く非合法だったり非人道的なことをやってないというのはちょっと無理があるような気がする。
商売は基本的にお金の取り合いだから、現在みたいにそれが巧妙に隠されている時代ではないし、かなり荒っぽいこともやったと思います。
そうやって成功してきたから、石油メジャーとも対立して、一歩も引かず、勝つために裏をかくような苦肉の策で、乗組員の命を危険にさらしてタンカーをイランに行かすようなことをしたとも考えられます。
この映画見ていて一番おかしいと思ったのは、出港してかなりたってから、この船はイランに向かいます、と乗組員に伝えるところ。
命がかってるのにそれはないだろうと思いました。
見る前は、日本のため、イランの人のため、自らの被るすごい危険を顧みず、自社のタンカーをイランに派遣だろうと勝手に思っていたので、かなりがっかりしました。
綾瀬はるかさんのところも盛りすぎのような気がする。書かないけど、かなり無理がある。
他のところも変にいい話にし過ぎていておかしい。
やるなら、題名のとおり善人なのか、悪人なのかわからないような感じにしてほしかった。
カッコいいけどね
ルールを逆手に取ったり無視するビジネスは
好きじゃない。中東から直接石油を買い付け
るのは筋が通ってて勇気もあるけど、根本的
なビジネスへの捉え方や、生き方、計画性に
賛同出来ないので、ちょっと都合良すぎるっ
てみえた。
岡田准一がぴったりマッチ
この映画は本当に岡田准一さんがマッチしていました!このキャスティングは流石だと思いました!
石油を外国から学び日本に伝える、しかし熱中し過ぎてしまい、ユキと別れることになり…ただ最後は感動のシーンが!!
とても素敵で大和魂も伝わってきました!!!
悪魔の実は出てこないけど、海賊の話。
とても良い話でした。モデルは出光石油で、メジャーってのは米国の事かな?
激動の時代を第一線で活躍した人の話だけあって、内容が重厚で面白い。日本人の底力というか大和魂を感じる一作。私も社会人の1人として、とても勇気付けられました。
原作未読で観ました
原作未読です。なので映画のみの感想です。
伝記や大河ドラマが好きな人は楽しめるのではないでしょうか。
まだ若い主人公が挫折し、救われながら、より大きな会社や団体に負けじとあの手この手で仲間と成り上がっていく展開は、蜀視点の三国志のような面白さがあります。
ただ私は前妻のユキの件については消化不良です。
子供ができない身体で、跡継ぎを残せないため突然消えるのは、泣く泣く身を引いたとしても、やり方が美談には思えませんでした。
あの時代の名家や旧家は養子を取ることも多く、本編には国岡が血の繋がりに強くこだわり、養子だけはあり得ないいう考え方でいるような発言が無かったので、なぜこのタイミングで消えんねん!と思ってしまう展開でした。あのタイミングを選択したことに、納得がいく説明もなく、実話に基づいたらこうなったというなら、もう少し映画的な処理が欲しかった部分です。
もし後妻も不妊体質であった場合、なんの意味もない身の引き方ですしモヤモヤとします。そのことによって、沢山の子を遺し、ユキがいた頃よりも苦しい状況の中で長年苦労して夫を支えてきたはずの後妻がラストの船のシーンにおらず、ユキがいたということがより不愉快に思えてしまいます。
これはもうただの好みや価値観の違いなので、気にならない人は気にならないと思いますし、好きな人は好きな展開だと思います。
先に流行った映画のレ・ミゼラブルのオマージュのような構成と演出には少し笑ってしまいました。
社歌のメロディも似ているので、とても耳に残ります。もし社歌のみのmp3データが売っていたらほしいです。
原作に忠実に描かれていた
現代の日本に失われつつある気概のある破天荒な経営者とその会社の従業員たち
愚直なまでに前を向いてひたむきに汗を流す姿や従業員を家族と呼びまた社長ではなく店主と呼ぶ従業員からの社長への呼び名もまた国岡商店ならではと言う感じがした。
原作が良いのは分かる
一言で言うとつまらなかった。
過去と現在を行ったり来たりするからか、現在の国岡商店が分かってるから、過去の苦難も乗り越えるのが見えてるからか、
男同士の熱いやりとりとメジャーというデカい敵に勝負を挑むカッコよさは分かるのだけど、胸に伝わって来なかった。
演出なのか、脚本なのか、はたまた自分が馬鹿なだけなのか国岡鉄蔵という人物像は分かったけど映画に感情移入出来なかった。
NHKの再現ドラマを見てるような気分だった。
原作読んでる人用の映画って感じだった。
岡田くんの演技は良かったけど岡田くんだけどんどん年取って行くように見えるのは気のせいか?
着地点(ゴール)が?な映画でした
本は読んだこと無いですが、ストーリーをざっくり知った上で鑑賞しました。
話としてはわりと面白かったですが、最終的に綾瀬はるかとの思い出を思い出して終了の辺りがかなり違和感でした。
あと、海外企業とバチバチやってる部分の描写があまり無いのであらすじほどの盛り上がりは無かったかな、という印象でした。
商売への熱意、心構えに涙
原作未読。
永遠の0、が、素晴らしかったので、
楽しみにしていました。
時に泥臭く、粘り強く、
真っ直ぐ生業と向き合う主人公の姿に
熱いものがこみ上げてくる作品でした。
社員を守るため、会社を守るため、
日本を守るため、
商売を通して奮闘する姿に
涙せずにはいられません。
「國岡のもんじゃ、油持ってきたけぇ!」
最後の最後で、若い頃の姿で
ちっさい船の上で旗振りながら
大海原へ漕ぎ出す場面が印象的。
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