「父が知らなかった祖父の時代」海賊とよばれた男 ZAC-BEEさんの映画レビュー(感想・評価)
父が知らなかった祖父の時代
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なんて博打的な人生だろう、と思いました。永久とはいかないまでも、半永久的に約束されている事など何1つ無い。そのぶつけドコロの無い悔しさは、現代でもちょこっと社会に出た事のある人なら一度は経験した事があると思います。
せっかく休日に、軽い気持ちで観に来たのに、すっかり仕事の事を考えながら見入ってしまいました(笑)木田さんが仰っていた『仕事が無ければ作れば良い』良い御言葉ですね~魔法にかかってしまったみたいに、自分の仕事が恋しくなりました。私も仕事、好きだったんだなぁ。忘れてました(笑)
そうそう、作品について特筆したいのが、岡田さんの第一声!最初は口パクか!?と驚くくらい声色が違っていました。役作りで声色まであからさまに違う方、初めて観ました。それに比べて…っていうと失礼に見えるかもしれませんけど、吉岡さんの変わらないひたむきな役柄に安心感がありました(笑)その性格だから許される、みたいななんとも言えない実直な愛嬌?油で真っ黒に汚れていても可愛さがにじみ出ていました。
私だけじゃなく父も知らなかった、祖父のギラギラしてた時代のお話。ぜひ父にも観に行ってもらいたいなあ、と思いました。そして改めて、祖父を敬愛したい気持ちです。
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