劇場公開日 2016年12月10日

「ガン泣きはしたんだけれども。。。」海賊とよばれた男 a7aさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ガン泣きはしたんだけれども。。。

2016年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

原作は未読で映画見ました。
波乱万丈な主人公の一生ドキュメンタリータッチの映画です。こんな上司が(社長が)いたらいいなぁとか、ベタな演出や人間ドラマで結構泣かされてしまいました。

冷静に考えれば、話のテンポは良いが詰め込み過ぎのきらいはあるし、1時間10話形式程度のテレビドラマでもよかったかもしれない(NHKの「坂の上の雲」のドラマみたいな感じで)もうちょっと落ち着いて見たいかも。

岡田准一の演技は本当に良かった。青年から老人の役まで本当に上手いと思います。画作りも丁寧だと思うので映画の世界への没入感は満足できるレベルです。

料金の価値はあるので、エンタメに飢えてる人は見に行ってOK。2時間超ばっちり楽しめます。
超上質のエンタメしか味わいたくない!っていうグルメさんは行かなくてもいいかなぁ。僕は楽しめました。

しかし、ほんと歳とって涙もろくなりすぎやで自分。やっぱり映画館っていう暗くて画面しか集中しない環境で見るってのが影響してるのだと思う。そういう意味では家のテレビではここまで感情移入できないと思うので、気になる方は是非劇場で見てほしいです。「映画館という環境補正」で泣かされたとしても、それコミで料金払ってるのだから、良い映画体験でしたと納得いたします。

a7a