「ホロっとされられるが残念な構成だった」海賊とよばれた男 chaiさんの映画レビュー(感想・評価)
ホロっとされられるが残念な構成だった
百田尚樹原作で出光興産創業者である出光佐三をモデルとした物語。
原作を読んでたので楽しみにしてました。
国岡鐵三を演じるのは岡田准一さん。
永遠の0を監督した山崎貴監督。
岡田准一さんとの二度目のタッグですね。
しかも百田尚樹さんの原作としても二度目とトリプルですね〜〜
山崎貴監督作品としてもあの長い原作をどう作品として映画として作り上げてるかと楽しみにしてました。
映画は60代の国岡鐵三を中心に過去と現代が行ったり来たりとめまぐるしい展開。
どうしても長い物語を短い時間の中に詰め込んでしまって全て中途半端で関係性や物語性が分かりづらい。
この構成は失敗としか思えない。
たださすが山崎貴監督と言えるのはVFX。
岡田准一さんの特殊メイクが凄かった‼︎
ここまで年を重ねた感じを作り上げるのは大変な労力だったことだろう。
周りを固める俳優さん、女優さんは豪華。
でもみんな中途半端な物語にキャラクターに厚みが感じられなかった。
それと劇中でしばしば歌われる国岡商店社歌がなんともわざとらしく演出過多に思える。
しかしところどころホロっとさせれくれる。
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