PRESSURE プレッシャー
解説
深海に取り残された4人の男たちの過酷な戦いを描いたシチュエーションスリラー。ソマリア沖の石油パイプラインを修理するため深海に潜ったミッチェル、エンゲル、ジョーンズ、ハーストの4人の作業員。ところが突如として襲来した嵐に巻き込まれて母船が沈没し、4人を乗せた作業タンクが水深200メートルで孤立してしまう。酸素も残りわずかな中、どうにか深海からの脱出を図ろうとする4人だったが……。出演は「タイタンの戦い」のダニー・ヒューストン、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のマシュー・グード、「17歳のエンディングノート」のジョー・コール。ハースト役のアラン・マッケンナが製作と脚本にも参加した。
2015年製作/91分/イギリス
原題:Pressure
スタッフ・キャスト
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2020年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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深海サスペンスもの、題名からしてプレッシャーなので大体の予想はつく、好き好んでみる類の映画ではないのだがテレビも観たい映画も思い至らずネットで鑑賞。
舞台はUボートではなく海底パイプラインの修理用の潜水鐘、作業員は4名。題名どおり心理的にも物凄い重圧、死を意識すればだれでも動揺は隠せない、お約束通り揉め事はおきるものの、似たような「ブラックシー」と違って欲得づくでの人間の見苦しさが無い分まだ救いはある。
極限状態の人間を描くことが主題なので設定も無理やり、嵐が来るのが分かっていて作業を強行、母船も沈没ってどれだけすごい嵐なの?利益第一主義の石油会社でもほぼ人災では事故っても保険は下りないでしょうに。パイプラインに通信線があるなら分かるが何故か水中にも関わらず無線が使えるのは解せない。潜水鐘は事故を想定している筈、浮上の障害になる母船とのワイーヤーはいざとなればロック解除できるでしょう。どうもシチュエーションづくりが強引で雑に思える。
まあ、それはそれとして極限状態での幻視も人それぞれ、苦い思い出もあれば彼女が人魚のように全裸で水中を舞うシーン、唐突でしたが若者らしい妄想でしたね。
飲んだくれダイバー役のアラン・マッケンナが脚本、製作、出演とたいへんな思い入れに思えるが原案はプロデューサーのジェイソン・ニューマークがルイ・バクスターから聞いた話を脚本のポール・スターリーに書かせたが彼が別の仕事で抜けたのでマッケンナが引き継いだらしい。
マッケンナはこういう男臭い話が好きなので一肌脱いだのでしょう。
まあ、予想通りのただただ怖い話、観ている方も息苦しくなりますのでこれまたコロナ禍の折にあえて観る映画ではないかもしれませんね・・。
潜水メンバーを見れば誰が生き残るか分かってしまう
しかし意外と出来は良かった
観て損はしない
2016年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「人におすすめできない映画ランキング」の上位間違いなしな映画です。それは作品として、レベルが低いとか、そういうことではなく、非常に悲しく怖い映画だから。
救いがたい状況、そしてそれを安易に救おうとしない展開。目の当たりにする最悪な状況は、目を背けたくなるものではなく、直視せざるをえない緊張感があります。
オープンウォーターでしたっけ?サメに囲まれるやつ。あれもそうですが、ダイビングしたくなくなります。マジで。
終盤の息苦しさは、他に類をみないもので、楽しくはない。
そんな映画。
2015年12月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
海底の話しと言う事もあってか舞台感が狭い。でも、それが色々な事を理解して物語に入り込むには丁度良く感じる。
あまり難しく考えないで観れるドキドキ映画。
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